古事記とは何か 稗田阿礼はかく語りき (集英社文庫)

  • 集英社
3.40
  • (1)
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 31
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087468779

作品紹介・あらすじ

編纂1300年を迎える古事記を読み解く
日本最古の歴史書とされる古事記。そこで描かれる神話や伝説には、日本で起こった様々な出来事が隠されていた。編纂1300年、2013年の式年遷宮を前に、著者が新たな古事記の楽しみ方を語る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 古事記について、長部日出雄さんが映画的視点から解説した本

    古事記は最古の歌劇の台本で原作者は天武天皇、
    稗田阿礼は女性で歌劇「古事記」を演じた女優

    としている。

    平成25年の伊勢神宮の式年遷宮を見てみたくなりました。
    あとがきにありますが、一連の行事の内、
    遷御は「天の石屋戸開き」を儀式化したものだそうです。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

長部日出雄(おさべ ひでお)
1934年9月3日 - 2018年10月18日
青森県弘前市出身の小説家、評論家。故郷である津軽についての小説、エッセイを多数刊行。
早稲田大学文学部哲学科中退。1957年『週刊読売』記者に。その後退職し、雑誌『映画評論』編集者、映画評論家・ルポライターを経て、作家になる。
1973年『津軽じょんから節』『津軽世去れ節』で第69回直木賞、1979年『鬼が来た-棟方志功伝』で第30回芸術選奨文部大臣賞、1986年『見知らぬ戦場』で第6回新田次郎文学賞をそれぞれ受賞。2002年『桜桃とキリスト もう一つの太宰治伝』により第29回大佛次郎賞・第15回和辻哲郎文化賞を受賞。紫綬褒章受章。
それ以外の代表作に『天皇はどこから来たか』『「古事記」の真実』など。2018年10月18日、虚血性心不全のため死去。

長部日出雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×