光媒の花 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087468915

感想・レビュー・書評

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  • 山本周五郎賞 受賞作品。

    部分的にリンクする6つの章で構成された短編集。"カラスの親指"で見せたエンタメ的要素は一切無く、最初から暗さや悲しさが重くのしかかります。
    すべての章を読むことで、登場人物の別の一面(光と影)が見えたり、全てが繋がり合って世界が動いているということがメッセージとして伝わってきます。

    後半は温かいお話になり、救われる部分もありますが、如何せん、前半が重た過ぎて評価は分かれるかなという印象です。

  • 美しい、儚い、のキーワードに惹かれて手に取ってみたけど、どの作品も私には合わなかった
    二度と読み返すことはないし、この本を早く手放したい

  • 久しぶりの道尾さん!今回のは短編集ってこともあってさくさく読了。
    ちょっとずつ登場人物がリンクしててうまいなーと。
    ただ、今までの道尾さんみたくどんでん返しとかは特になくさらーっとかてたかな?

著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。

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