よみがえる百舌 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.45
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本棚登録 : 903
レビュー : 83
  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087471229

作品紹介・あらすじ

元刑事が殺された。後頭部を千枚通しで一突き。伝説の暗殺者、百舌の手口だ。闇の彼方から百舌が帰還したのか?それとも、警察の汚濁に基づくあの事件を知っている者が始末されていくのか?いまわしい記憶に怯える女刑事・倉木美希の前に第二の殺人が起こる!野に下った大杉良太も友のために立ちあがる。警察の腐敗を告発し、サスペンスの極限に挑む逢坂剛の大ヒットシリーズの最新長編。

感想・レビュー・書評

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  • またしてもあっという間の百舌シリーズだった。

    話としては…そこの恋愛いらないんじゃない?話が飛躍しすぎじゃない?という点がたくさんありますが…。
    白黒つけたい性分というかやっぱり悪しき者は罰せられて欲しいという気持ちも作品を読んでいて思います。
    矛盾を感じながらも読み進めてしまう逢坂剛作品。
    2作目はダークヒーロー百舌を期待するところがありましたが、この作品では百舌が出てくるたびにヒヤヒヤでした。

  • 千枚通しで首筋を一突きで殺された元刑事。現場には一枚の百舌の羽根が残されていた。
    伝説の暗殺者「百舌」に酷似した手口による殺人事件に、倉木美希と大杉良太は、疑念を抱きながらも捜査を始める。
    一方、ちょっとしたことで美希が知り合った青山署・生活安全課の紋屋貴彦という警部が、彼女に近づくようになり…

    百舌シリーズの新たな展開。
    前作くらいから、「あぁ、このシリーズって倉木美希が主人公なんかなぁ」という気がしてましたが、完全にそうなったという感じです。

    その美希ですが、本巻では何度も屈辱的な目にあったり、相変わらず命の危険にさらされたりというところですが、大杉との強力なタッグの中でより強い女になっていきます。
    シリーズ初期二作のドラマ化作品では、真木よう子さんが演じておられたとか。
    容易に想像ができる見事なキャスティングですね。

  • 百舌シリーズ第4弾。

    あの百舌事件の警察関係者が千枚通しで次々と殺害される。
    美希と大杉は警察内部の腐敗を明らかにしていく物語。

    倉木ロスの中、新たな物語が進みます。
    今度は伝説の百舌の殺害方法と酷似した事件が発生。
    百舌復活かどうか真相を暴くため、警察内部に挑みます。

    いやはや倉木亡き今ハードボイルドは大杉が担当します。
    ただそれ以上に美希は必死に頑張ります。
    そして新たな百舌の正体は何と…驚きです。

    倉木ロスで気持ちを次に進めたい方にお薦めの作品です。

  • いや〜、マジでバンバン死ぬなぁ〜w
    まさかのあの人も死んじゃったしなー。
    それにしても、美希はスゲーわww
    大杉さん、尻に敷かれるんじゃ?www 

  • 1月-5。3.5点。
    百舌シリーズ。死んだはずの百舌。しかし、病院事件の悪徳警官が、千枚通しで刺されるという、百舌の手口で殺害される。

    600頁超、一気読み。面白かった。
    相変わらずの権力争い、美希と大杉の関係など、見どころ有り。

  • ずっと前に読んだと思っていたのだがストーリーを全部忘れていたので,面白く読めた。

  • MOZUシリーズ第4段
    面白かった!
    前作をしっかり読んでいないと、内容がついていけないストーリ展開です。
    なので、「砕かれた鍵」をきちんと読んでから読みましょう。
    本作は美希と大杉がメインのストーリ!

    本作では、百舌がよみがえった如く、前作の稜徳会事件の関係者達が、後頭部を千枚通しで一突きする手口で殺されていきます。
    次々と稜徳会事件の関係者が殺される中、その新しい百舌は誰なのか?そしてその黒幕は誰なのか?

    いろいろ怪しい人が出て来ます。最後まで百舌の正体が明かされず、こいつ?やっぱりこいつ?って思いながら読み進めることが出来ます。でも、結局は、やっぱりなってな感じでした(笑)

    今回も、前作同様、ハードボイルドな展開なわけですが、それに加えて、エロティックな描写が追加されたり、美希と大杉がより接近したりと、そっち系の話も追加されています。今後の美希と大杉の関係が気になるところです。
    しかし、この一連の殺人事件の動機がイマイチ。
    政治と警察のごちゃごちゃしたところから起こっているわけですが、だからといって、わざわざ百舌の手口をまねて殺していく必要ある?
    さらには、事件解決後の展開も、ほんとぉ?そんなのありえる?って感じ。

    とはいうものの、サスペンス系ハードボイルドでハラハラドキドキしながらあっという間に読み切ってしまいました。

  • 百舌シリーズの4作目。
    先が気になりつつ、最後まで読めましたが読後感としては何も残らなかったような…むしろ今は亡き倉木の存在感がただただ惜しまれます。

  • 尚武さん不在でも面白い。
    あの人が怪しいとは思ってたけど、
    最後までドキドキ。

  • 百舌の正体は最初から露骨すぎてむしろひっかけなんじゃないかと思いながら読んだらそのままで驚いた。性的な描写は男性目線過ぎで興ざめもいい所だった。無いって。無いですって。

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著者プロフィール

逢坂剛

一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2019年 『果てしなき追跡(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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