よみがえる百舌 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.48
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本棚登録 : 1293
感想 : 101
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  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087471229

作品紹介・あらすじ

元刑事が殺された。後頭部を千枚通しで一突き。伝説の暗殺者、百舌の手口だ。闇の彼方から百舌が帰還したのか?それとも、警察の汚濁に基づくあの事件を知っている者が始末されていくのか?いまわしい記憶に怯える女刑事・倉木美希の前に第二の殺人が起こる!野に下った大杉良太も友のために立ちあがる。警察の腐敗を告発し、サスペンスの極限に挑む逢坂剛の大ヒットシリーズの最新長編。

感想・レビュー・書評

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  • 結構ノンストップで読んでしまった。百舌は誰なのか、次は誰が狙われるのか、どうやって甦ったのか、どんどん引き込まれてしまった。なかなか面白かった。次回も楽しみだ。

  • ハラハラする展開で犯人が読めず。
    また今回も最後撃ち合いになって悪役側とこちらの重要人物が死ぬという…
    毎回死にすぎだしこんな大騒動が揉み消されるという展開。またかという感じはするものの面白いからついつい読んでしまう。
    そして美希と大杉が結ばれる感じになっていて、切り替えが早いなーという印象。
    母親と子供と亡くしてたはずだけどあまり出てこずちょっと違和感…

  • ぐいぐいと、最後まで一気読み。
    止まらなかった…
    倉木がいなくなってからで、これだけ面白いとは⁉︎
    むしろ、残されたこの2人がなんか微笑ましくて気に入りました!!
    早速、次作を読みます

  • モズシリーズではかなりまとまりが良く楽しめた。最後のモヤモヤ感もこの作品らしい。

  • 独立した作品としては☆4つくらい、最後までハラハラして一気読みしたのですが、百舌シリーズとして読むと、やはり新谷兄弟は圧倒的な魅力があるし、倉木無くしては魅力減。

    2014年46冊目。

  • 元刑事が殺された。後頭部を千枚通しで一突き。伝説の暗殺者、百舌の手口だ。闇の彼方から百舌が帰還したのか? それとも、警察の汚濁に基づくあの事件を知っている者が始末されていくのか? いまわしい記憶に怯える女刑事・倉木美希の前に第二の殺人が起こる! 野に下った大杉良太も友のために立ちあがる。警察の腐敗を告発し、サスペンスの極限に挑む逢坂剛の大ヒットシリーズの最新長編!
    (1996年)
    — 目次 —
    プロローグ
    第一章 復活
    第二章 疑惑
    第三章 襲撃
    第四章 凌辱
    第五章 対決
    第六章 死闘
    エピローグ
    解説/池上冬樹(文芸評論家)

  • 面白かったけど、読む順番間違えたわー。
    百舌→よみがえる百舌かと思ったら、間に2作挟まってるのね。

  • 美希と大杉が!

  • 百舌シリーズ第4弾。
    主人公が女性で、スピーディかつアクションのハードボイルドとくれば、読むのも早い。

    「元刑事が殺された。後頭部を千枚通しで一突き。伝説の暗殺者、百舌の手口だ。闇の彼方から百舌が帰還したのか?それとも、警察の汚濁に基づくあの事件を知っている者が始末されていくのか?いまわしい記憶に怯える女刑事・倉木美希の前に第二の殺人が起こる!野に下った大杉良太も友のために立ちあがる。警察の腐敗を告発し、サスペンスの極限に挑む逢坂剛の大ヒットシリーズの最新長編。」(表紙裏より、1999年)

    逢坂剛の作品はカラッとしているからいい。
    情緒、叙情たっぷりの作家の作品郡と取り混ぜ読むには最適、なんていうと失礼かな。

    けして単純明快だけとは言わない。サスペンスとミステリとエロティシズムとの色濃い作品なのだから。

    つまり、複雑怪奇、情緒、叙情たっぷり入り組んだプロットの作品が好きな私だけれど、時にはおもしろくて、硬質が欲しいのであった。贅沢だ!

  • すらすらっと読みやすい作品です。

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著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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