深くておいしい小説の書き方 ワセダ大学小説教室 (ワセダ大学シリーズ) (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087471878

感想・レビュー・書評

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  • 引き続き楽しく読めたが、文学講義としては少しボリュームが物足りないかな。本来は書くための講義なのでそれでいいんだけど、読み物としてはもっと細かい分析読みたい。

  • 36642

  • 別に小説を書く気はないのですが、三田さんの天気のよい日は小説を書こうが面白かったので読んでみました。小説家を志している人の世界が垣間見えました。へ~!!(古・・・)というような指摘されないとわからない、小説家にとって大事な観点が提示されていて、この観点は読者として持っていても損はないな~
    そんなこんなで星4つ☆☆☆☆★

  • 読んでいて楽しくて、それでいて印象に残るような小説とはどんなものか、実際にかつて早稲田で行われた授業の内容らしい。
    テクニック云々ではなくて、もっと根本的な小説とは何か,文学のみならず哲学なども引っ張り出して説明している。

    *深い小説を書くならば、深く読まねばならぬ。
    →歴史を知らなければならないし、主人公以外の登場人物にも焦点を当てて読む。
    *小説を書くには理論も知らねばならぬ。
    →実存主義についてわかりやすく説明している。
    *小説には「型」が用意されている。
    構造主義について。
    *ドストエフスキー「罪と罰」からみる、深さとおいしさ。
    *いかに現代社会にコミットするか。
    *登場人物の「対立」が必要。

    うーん、一番印象的だったのはやっぱり構造と実存のバランスのあたりかなぁ。
    「人々に望まれている小説の型というものがある」ような台詞が、恩田陸の小説に出てきたのを思い出す。
    「愛は障害があると燃える」から、「ロミオとジュリエット」のような話がうまれたわけで。
    この「型」を現代風に味付けすると「愛の流刑地」みたいに不倫の話になどになるんだろうなぁ。

    あとやっぱり必要なのは「多面性」だよね。主人公以外の登場人物を生き生きと描いてほしい。
    そして同じ人間でも、片一方は天使、片一方は悪魔…じゃないけれど、矛盾する思いを抱えていて、それをうまく書いていると「深く」なる…納得!
    エリート街道まっしぐらの男が、女におぼれるとかいいよね(「舞姫」思い出した)

    ドストエフスキーの「罪と罰」を読んでから読むとさらにわかりやすいとおもわれます。
    小説好きなら読んで損はない本!

  • 全部は読み切れなかったけどなかなか面白く、参考にしたいとところも多かった。時間がある時に読了したい。

  • 全部は読み切れなかったけどなかなか面白く、参考にしたいとところも多かった。時間がある時に読了したい。

  • 別に小説を書く気はないのですが、三田さんの天気のよい日は小説を書こうが面白かったので読んでみました。小説家を志している人の世界が垣間見えました。へ〜!!(古・・・)というような指摘されないとわからない、小説家にとって大事な観点が提示されていて、この観点は読者として持っていても損はないな〜
    そんなこんなで星4つ☆☆☆☆★

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著者プロフィール

1948年大阪生まれ。早稲田大学卒業。1977年『僕って何』を「文藝」に発表し、芥川賞受賞。以後、小説、評論、エッセイと幅広く活躍している。著書に、『いちご同盟』『空海』『西行 月に恋する』他多数。

「2017年 『白村江の戦い 天智天皇の野望』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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