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Amazon.co.jp ・本 (424ページ) / ISBN・EAN: 9784087471939
作品紹介・あらすじ
草原から興き中国を征し、殺戮と略奪で世界帝国を築いたモンゴル帝国。その初代ハーンのチンギスと亡国ナイマンの姫マリアとの交流をとおし、一族の興亡と喜怒哀楽を描き出す。
感想・レビュー・書評
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チンギスハーン。大帝国の元を築いた英雄。全盛期の版図はあまりにも広い。よくもまあと思うが、何でだろう?と思い本書を手に取る。モンゴルは独自の字を持たなかったらしい。そう言うところもあり、中国とかアラブなど周辺国の歴史書に出てくる情報も拾いながら物語を構築している。チンギスハーンがここまで版図を広げられたのはまだ騎馬で戦う時代であったからなのだろう。しかしどんどん平らげていく戦闘力は恐ろしい。周辺の国から人材を拾い上げていく。国の形を作るのも大変だし。中国が金や宋と言った国が盤石でなかったというのもあるのか。金は女真だし。第一巻はチンギスハーンが老いて弱っていくところで終了。
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全4巻。
チンギス・ハーンの一族による元滅亡までの歴史。
や。
きつかった。
ひさびさに。
ちゃんとした歴史小説を書かれる人だから、
物語としての小説じゃなく
淡々と史実を重ねていく感じ。
で。
それほどなじみのないモンゴルってこともあって、
なかなか頭に入ってこない。
それも5代もの長い時間だし。
しかも史実を重ねるって言っても
前後関係行ったり来たりするし、
誰が誰やらわからん。
自分が浅学のせいだけど。
なんとなくな流れを把握するには良いかもだけど
歴史好きな人じゃないときつい。
小説読んでるってより、
勉強してる気になる。
ただ、
面白かったかどうかっていうと面白く無かったけど、
好きか嫌いかっていったらそんなに嫌いじゃない。
つうのは著者の誠実さが見えるから。
最初から最後まで誠実に史実を伝えようとしてる。
それでいて小説的要素入れて読者を楽しませようともしてる。
それが、司馬遼まで中途半端じゃなく、
津本陽とかほど堅苦しくない。
というか
偉そうじゃない。
大学教授ってより小学校の先生みたい。
小説としてわくわく読みたいならお勧めしないけど、
モンゴル知りたいって人が最初に読むには良いのかも。
最後の方はかなりざっくりだけど。
それにしても
モンゴルって凄かったんだなあ。 -
4087471934 419p 2000・5・25 1刷
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小説としてはいまいち盛り上がりに欠ける。歴史書としてどうなのかというと評価は低いだろう。戦闘の場面しかり、ジンギス・ハーン周辺の人物しかり、全てに中途半端な印象をうける。大雑把に歴史の流れを取れえるには良書なのかもしれない。
著者プロフィール
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