夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 16251
レビュー : 2065
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087471984

感想・レビュー・書評

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  • 16歳とは思えない構成力に驚いた。
    読み始めてから20ページほどで主人公が死ぬという衝撃。
    そこで一気に話に引き込まれた。
    死体の一人称というのも斬新だが、殺されたことを恨んだりというような描写はなく淡々とただ自分の死体の行方を「観察」している主人公が奇妙で面白かった。

  • 文章と内容がわかりやすく読みやすい

    死体目線で進んでいくというのが新鮮だった

    死体の見つからなさに無理があると思った

    大きくはないが最後にちゃんとオチがあり、まぁまぁ満足できた

    よく考えると、登場人物ほとんどおかしい人ばかりだなと思った

    調べてみたら、作者が16歳の時に書いたと知り、有名になるような人には、やはり才能があると感じた

  • 16歳でこの話を書いたとか、乙一さんって本当に天才だな。こんな物語の展開、私だったら絶対に思い浮かばない。

  • 16でこれが書けるのか…

  • 主人公である兄妹の秘密に誰かが近づく度、ギリギリのところで回避されるといったパターンが多すぎてチープ。そのギリギリのシーンも著者が意図しているほどの臨場感が出ていなくて残念。
    最後も『どうして彼女が?』の疑問が残るだけで腑に落ちない。説明不足と布石のあからさま具合がマイナスポイントでした。
    同じ本に収録されている『優子』の方が短編と割り切れる分、面白さがあった。

  • 死体からの視点の話で、ぞわぞわとしてしまう所もあったが、ミステリー小説の部分は薄かった印象である。かといって、ホラーが前面に出ていた方思われたが、ものすごく怖いホラーではなかった印象である。グロいシーンがあまり出てこなかったかもあるだろうと思うし、後でじわじわとくるものがあったので、その点はホラーらしさもあったと思う。どちらかというと青春ホラーとミステリーものだった印象で、怖いグロテスクなホラーが苦手であっても読みやすいと思う。

  • 殺された9歳の「私」目線で話が進んでいくという点は斬新であり、ラストは意外性で落としてくる王道でもあり非常に面白かった。
    作者さんが16歳で書き上げた話というのに驚き。

  • 死体からの視線での話、というのは少し面白かったが、ミステリーとしてみるとそこまで面白くはない。
    あとがきで絶賛されているのでミステリー作家の方たちとは少し感覚が違うのかなとも思った。

  • 第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞

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著者プロフィール

乙一(おついち)
1978年福岡県生まれ。山白朝子(やましろ あさこ)、中田永一(なかた えいいち)の別名義で執筆する小説や、安達寛高(あだち ひろたか)という本名名義で脚本を記すこともある。
1996年に『夏と花火と私の死体』で、第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。
2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。2012年、『くちびるに歌を』(中田永一名義)で第61回小学館児童出版文化賞。
代表作として、映画化もされた本屋大賞ノミネート作『くちびるに歌を』のほか、『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『失はれる物語』などがある。作品の多くが漫画化、映画化された。

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