- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087472035
感想・レビュー・書評
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「褒められる幸福感」
高倉健の「あなたに褒められたくて」を思い出すな。オイラは子どもの頃はお袋に、結婚してからは嫁さんに、ただ褒められたくて頑張ってる気がする。褒めてもらうだけで確かに幸せなのだから安いものだよなぁ。
「憧れの力」
洋楽をパクるアーティストをオイラは嫌いじゃない。きっとほんとにカッコイイと思っているんだろうし、好きなんだと思うし、尊敬しているんだと思う。オリジナリティ、っていきなり出来上がるものじゃないしそういう模倣を繰り返すうちにできるものだと思う。だから、はっきりとした憧れがあるというのはとてもいいことだと思う。
「スポーツの奥にあるもの」
嘘のない自分のカラダでやるから楽しい。できても、できなくても!それがいまの自分の現実だから。できるかどうかわからなくても、勝つか負けるかわからなくても、自分のカラダを使って挑戦するのがスポーツ。だから他人がするスポーツを観ても感動すんだだよなぁ。
「サインする幸福」
ありがとう、っていい言葉だ。言われた人はもちろんだけど、感謝を伝えた本人も実は幸せになっていると思う。言われた人も言った人も幸せになるのなら、毎日たくさんの「ありがとう」があったほうがいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
駄作
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「幸福らしきもの」4
著者 原田宗典
出版 集英社
p10より引用
“幸せは歩いてこない。だからといってこちらから歩いていって
も、幸せに出会えるわけではない。じゃあどうすりゃいいのかと
言うと、立ち止まって自分の周囲をよく観察してみればよい。”
コピーライターである著者による、身の回りにある小さなしあ
わせをテーマにしたエッセイ集。
水のある幸せからスポーツ観戦についてまで、面白おかしく書
かれています。
上記の引用は、最初の一話、水がある幸せについて書かれた中
での一文。大きな幸せに向かって歩き続けるのは大切だろうと思
いますが、近くの小さな幸せを見つけながら少しずつ進むのも悪
くないように思います。
身近な事が話題の中心なので、実に共感しやすい一冊となって
います。その中でも特に、トイレの話について、私は何よりも同
意してしまいました。
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数ある原田さんのエッセイの中でも、読み返す率が高い。
共感できる幸せの形がたくさんでてくる。
おおげさだろ〜、と言いたくなるものもあるけど、
「幸福だ」と思ってしまえばこっちのもの。
些細なことにも幸せを感じると、何だか人生が楽しくなりそう。
読む度に満たされた気分になります。 -
p178?余談だが、?美?という文字の語源をご存じだろうか。これは読んで字のごとく?羊?が?大?であることからきている。どうしてまた?大きい羊?が美しいのか?ナゾナゾみたいだけど、答えは呆れるほど単純。大きい羊は、みんなで分かち合って腹を満たすことができる。その様子を?美?であると、大昔の人々は捉えていたのである。美しいと言うと、すぐに見た目のことを思い浮かべてしまいがちだが、実はみんなで分かち合うことこそが本当に美しいことなのだと、この漢字は物語っている。ふふふ、知らなかったでしょう??
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奥様に拍手。
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いい!
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いいね!
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笑顔になれる。
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小さな幸福を感じることが幸せの第一歩だよ、と