神々の山嶺 上 (集英社文庫)

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  • 集英社
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本棚登録 : 2289
レビュー : 251
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087472226

感想・レビュー・書評

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  • 男気のある文体が好き。文体からは北方健三の三国志の雰囲気を感じた。また、主人公深町の悩みあがく姿は、会社員である自分でも重ね合わせて共感し考えさせられるものがあった。が、しかし、まだ上巻だ。

    ホンタナ紹介本
    http://hontana.blogspot.jp/2011/11/2011111.html
    http://hontana.blogspot.jp/2011/11/2011118.html

  • クライマーがなぜ登るのかを、魂のこもった表現で教えてくれる。山好き岩好きへの必読書。

  • なぜ山に登るのか。
    俺がここにいるからだ!
    もう一度山に登ろうと思いました。

  • 極限の世界でしか垣間見ることができない生と死の狭間にあるもの、それはきっと、体験したものにしか分からない魅力なのでしょうね。
    感銘する台詞がたくさんありました。

  • 夢枕獏の作品を初めて読んだ。
    面白く、一気に物語りに引き込まれていった。孤高のクライマーが前人未到の記録を打ち立てていく。最後に、エベレスト南西壁冬季単独無酸素に挑戦していく。そこに、マロリーの初登頂の謎が絡みわくわくどきどきしながら展開していく。8000mの高所で展開していく物語にただただ引き込まれるだけだった。
    とても楽しい本だった。

  • 僕が、山に登ったわけです。

    「そこに山があるから」

    ジョージ・マロリーはそんな言葉を残したのでしょうか・・・

  • 前半を読み終えました。

    壮絶としか言いようがない内容。

    "Because it is there"という名言を残したマロリーのカメラを中心に物語が進んでいきます。
    山のことはほとんど知りませんでしたが、とても勉強になり、且つ、心を高ぶらせてくれる良書です。

    後半も楽しみ!

  • 初めての山岳小説。
    未経験であるにも関わらず、内容に圧倒されてしまった。

    登攀の手記。
    そして、山に挑むことに対しての生活の大変さ。

  • 感想は下巻にて

  • これ、すごい面白かった。エベレスト登頂に人生をかけた人の話。文章でエベレストの高度感がバシバシ伝わってくる。

  • 何の知識も持たずに読んだら、実話なのか創作なのかこんがらがった。山と女と仕事と自分と、複雑な四角関係。

  • 下巻を

  • 山本里さん所有
    →12/02/26 西村さんレンタル
    →13/04/20 返却(浦野預り)

  • 上下巻で自分にとってはそこそこのボリューだったのですが、一気に読めるほどのめり込んでしまいました。
    こんなにも1つのことに対する執着する生き方が少し羨ましくもありましたが、逆にこんな不器用な生き方があるのかと…
    著者が自信を持ってコレ以上の山に関する小説は出ないだろうというほどの作品に納得でした。

  • 可もなく不可もなく。
    寸断しつつ読んでるせいもあるのかな。
    入り込めぬまま下巻へ突入。

    「還るべき場所」ほど、まだ心を動かされていない。

    酸素ボンベの重量とか、装備のくだりを読んでいると時代を感じる。
    が、初版はまだ10年前。そこまで昔の話では無い。
    …ここ数年の登山用品の進化の早さは凄まじいものがあるんだなあ。

    ストーリー。
    イギリスの登山隊(エベレスト初登頂を達成したのか、謎のまま彼らは生還することが無かった)のカメラを巡って、話は進む。

    さて下巻はどうなるのだろう。

  • 夢枕獏の最高傑作.
    「いかに生きるか」、これでもかこれでもかと問うてくる.

  • マジで面白い!

  • いやー!男のロマン!ってかんじ。
    どっちかっていうと海派な私でもちょっと憧れるくらい山の描写も力強くて素敵だけど、それ以上に登場人物たちの山に対する強い気持ちとか、
    強い気持ちゆえの脆さとか弱さとか、そういう内面的な気持ちが端々に描かれていて、そこがとてもよかった。
    頑張ってエベレスト登ってくれ!!!
    後半に続く。

  • 山の歴史書には、人類初のエベレスト登頂は1953年5月のヒラリー(ニュージーランド)と書かれている。それまでに(それからも)多数の登山家が頂への道の途中で命を落としている。1924年のマロリー(英国)もその一人。しかし、マロリー失敗の70年後、彼が登頂に成功していたことを証拠づけるカメラが発見される。登山史を書き替えるかもしれないカメラをめぐる争奪戦が、物語の1本目の道。

    羽生丈二(51歳)。山仲間との衝突や不幸な事故などで深い屈託を抱え込んだ孤高の登山家。名を変えてネパールに住みつき、外国登山隊のシェルパをして体力と金を蓄え、山の天候と地形を頭に刻み込み、高地順応訓練を繰り返す。密かに狙うのは、エベレストの冬季・無酸素・単独登頂。その超越的登山人生と、8年の準備のあとの挑戦が、物語2本目の道。

    深町誠(39歳)。登山家でカメラマン。世界的スクープをものすべくマロリーのカメラを追う。その過程で羽生と出会い、己の人生を問い直しながら、羽生の最後の挑戦を撮影すべく極寒の高地に歩を進める。山と街、2つの世界のどちらにも居場所を見出しきれない男の内なる旅が、物語3本目の道。

    3つの道がエベレストの頂へと続く道で交差するとき何が起こるか。それはこの本を読んでのお楽しみ。

    登山の歴史、気象と地理、高地の身体生理と心理、登攀技術と用具、登山隊のプロジェクトマネジメント、エベレスト(チベットではチョモランマ、ネパールではサガルマータ)をとりまく国々の政治と経済なども興味深く、読みどころは多い。

    エベレスト登山は一歩進むごとに立ち止まって苦しい呼吸をしなくてはならないが、この本は途中で立ち止まることができない。読み終えて思わず深い溜め息が出た。読み応え満点の山岳ハードボイルド小説である。

  • エベレスト単独登頂にかける男たち、男らしい物語。。でも素敵。

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著者プロフィール

1951年、小田原生まれ。「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。平成11年4月朝日新聞に「陰陽師(おんみょうじ)」を連載、陰陽道ブームの火付け役となる。著書に「魔獣狩り」シリーズ、「闇狩り師」シリーズなど。

「2019年 『キマイラ20 曼陀羅変』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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