神々の山嶺 上 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
4.19
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本棚登録 : 2281
レビュー : 251
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087472226

感想・レビュー・書評

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  • 著者の夢枕漠さんは、私の大好きなカヌーイストの野田知佑さんのお友達で、野田さんのエッセイにちょくちょく登場するので、作品は読んだことがありませんでしたが親近感が湧いてました。
    が、まさかこんな骨太な小説を書く方だとは!!
    山岳小説の傑作です!

    夫の友人に勧められて読み始めたのですが、今、夫婦でハマってます♪
    まだ上巻しか読んでいませんが、人物像が個性的で明確、カメラの謎を追うという主軸にも引き込まれるし、登山史を追う形でノンフィクションが入り混じる背景にはワクワクさせられました。
    でも、それ以上に、山に登る、ということがこんなにも厳しく激しいものなのか、と驚愕。
    体力・精神力の限界を超えながらも氷に挑み続ける姿にこちらも息が苦しくなり、リアル過ぎてドキドキが止まりませんでした。

    絶賛したいところですが、羽生の荒々しさは私の理解を超えており、また、深町が彼女に女々しくってイライラ・・・
    主役二人に共感出来ないのにこんなに読ませるなんて!
    すごい小説です。
    下巻も楽しみ☆

  • 山岳小説はいつもドキドキさせてもらえます。
    今回も冒頭から話に引き込まれました。
    まだ山には登っていませんが経緯だけでも面白いものがあります。下巻が楽しみです。

  • 普段ビジネス書ばかりで小説は滅多に読まないが、一気に読んでしまう面白さだった。旅に出たくなる本。だいぶ前に読んだ本なのに今でも情景や雰囲気が頭に残っている。
    登山などしたこともないけど登山の世界の強烈な魅力が少し理解出来た気がするし、マトモに会社勤めする私からすると常識や基準がかけ離れている。だからこそ面白かった。怖くて真似はしたくないけど格好いい。

  • 山岳小説というジャンルのジャイアンツの一座であることは間違いないだろう。「あとがき」も良かった。

  • 初チャレンジ、初登頂にこだわりある意味では我が儘に己の欲望を貫いてきた羽生。何を求めているのだろう。

  • ストーリーを楽しみながら、人類のエベレスト登頂の歴史を学べる。
    自分が登りたいという気持ちにはならないし、今後なることもないと思うが、山に登らずして、なぜ山に魅了される人たちがこれほどいるかが少し理解できる。
    深町がカトマンドゥで発見したカメラから物語が展開し、一つを追いかけるうちに新たな興味がわいてどんどん脇道にそれていく。それがいつしか本道になっている。
    そういうことって生きているとよくあるような・・・
    下巻が気になる。

  • 分厚いのにサクサク読める。わかりやすく面白かった。読んでるうちに自分も登山しているように引き込まれた。下巻も明日から読みます!

  • 作者の全て書き尽くした、力の及ばない所はなかった。という言葉の通り山小説の最高峰である。

  • これを読んで新田次郎の孤高の人を読みたくなりました

  • スゴ本と紹介されてたので。冒険小説でミステリーで恋愛で、と様々な要素が無理なく混ざっている。後戻りする必要もないほどストーリーが頭に入りやすいのは筆力が高いから。山岳小説は面白い。極限の心理がリアルに描けてるのではないか。

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著者プロフィール

1951年、小田原生まれ。「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。平成11年4月朝日新聞に「陰陽師(おんみょうじ)」を連載、陰陽道ブームの火付け役となる。著書に「魔獣狩り」シリーズ、「闇狩り師」シリーズなど。

「2019年 『キマイラ20 曼陀羅変』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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