光の帝国 常野物語 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.79
  • (1352)
  • (1536)
  • (2006)
  • (157)
  • (36)
本棚登録 : 10505
レビュー : 1284
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087472424

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 自分が一人ではないこと。大きな営みの中に生かされていること。遥かな時間と人々の行為の積み重ねの上に自分が存在していること。自分という存在を無駄にはできないこと。

  • 短編集だったけど、世界観は好き。
    ストーリーはイマイチで伏線的なものがわかりにくかった。
    面白さが分からず、読むのが苦痛だった。

  • 不思議な能力を持った「常野一族」の生活を描いた短編集。
    すごいSFっぽい小説だった。現代社会に特殊な力が存在していたらどうなるかが描かれている感じ。

    読む前の期待とは内容が違ったのと、世界観が不思議で前半ついていけなかったので満足度は低め。
    でも、最初からSF(ファンタジー?)小説だと思って、それを期待して読んだら面白いと思う。

  • ふわふわして終わった。やはり短編は得意じゃないのか。

  • 2019.1.11

  • 常野物語 1作目。
    常野一族と呼ばれる、様々な能力を持つ一族の短編集。
    それぞれの一族の能力がそこまで細かに描かれることがないが、それが謎めいていて話に引き込まれる。
    一部の話が登場人物などがつながっていたり、続編が期待されるところもあったので続きが気になる。

  • 途中、読み終わりたくないと思った。それくらい大好きな作品になってしまった。読み進める度にメモしたい言葉が出てくる。知らなかった概念に出会う。これはつまり常野に出会ったということなのかも。「手紙」にあった通り、常野以前と常野以後のような…
    多数派の過ごしやすさに沿って世界は作られている。「戻ってくる」というのは、また新たな命となりこの世に生まれるということかな…と思っていたら、ツル先生に分かる形で帰ってきてくれて良かった。大きなサイクルに組み込まれていると考えれば、生きることも死ぬことも虚しくないと思える。

  • cakesの三宅香帆さんの連載で見かけた、本を「しまう」ように読むことのできる登場人物のエピソードに惹かれて、手に取る。常野という東北の架空の地の出身の人々が、類まれな記憶力、飛行能力、予知能力、人を焼死させる能力、尋常ではない長寿、などなどの能力を持ちながら、普段は世間に溶け込み、目立たぬように暮らしている世界。己の能力を自覚しているものも、まだ目覚めぬ者も、自覚はしているが持て余しているものも様々。連作短編集なので、この能力を持ったこの人のエピソードをもっと読みたい、と言う思いを幾度か抱く。シリーズものらしいので、それは続編では満たされるのだろうか。「結局は皆同じ月を眺めている」

  • こんな表現は失礼なのは承知なんだけど『和製X-MEN』。
    でも単純に登場人物が日本人だからってことじゃない。
    例えば超能力の種類が火炎や電撃のような派手で攻撃的なものじゃないところや超能力は出来るだけ使わなず目だつのを避けるところに和製を感じる。今の日本人に奥ゆかしさや謙虚さは殆ど感じないから、あくまで『和製』って表現。
    物語の進み方もどこか清々しい静寂を感じさせる。
    そして特異なものに対する迫害が生みだす哀しさは『和製』ではなく『日本人』らしいと思う。

  • 蜜蜂とか 夜のピクニックとか
    蜜蜂と遠雷

    のテンションで読むと
    違うなってなっちゃう

全1284件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

光の帝国 常野物語 (集英社文庫)のその他の作品

恩田陸の作品

ツイートする