青雲はるかに〈上〉 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087472707

感想・レビュー・書評

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    展示中

    【内容紹介】
    中国・戦国時代後期、貧しい一学徒から秦の宰相にまでのぼりつめた范雎。大望と宿敵への復讐の念、そして運命の女性の面影を胸に邁進した乱世の俊傑、范雎の生涯を雄大に描く。

    【キーワード】
    文庫・中国


    ++++1

  • 宮城谷さんの中では随分ダイナミックな部分の多く、私の好みに会った作品です。
    この作品で描かれる主人公の范雎と言う人は、自分の力を生かす為に敵国の宰相となり、また復讐の為に故国を圧迫する人間ですが、悪人ではありません。自分を助けてくれた人には十分すぎる礼をし、何においても公明正大で有ろうとしています。
    ただ、そうした精神的な面が少なく、むしろ戦闘シーンの多さが宮城谷作品の中ではダイナミックさを感じさせる部分だと思います。
    後半に白起というとんでもない(40万人の捕虜虐殺)常勝将軍が出てくるのですが、ある意味なかなか魅力的で、出番が少なかったのが残念です。

  • 春秋時代の秦の宰相・范雎(はんしょ)の生涯。宮城谷さんの語り口は、作品によって読みやすさ読みにくさが個人的にあるんだけど、これはとても読みやすい!范雎なりの哲学や思想、葛藤の推移が多く描かれていて、感情移入しやすく、あまり史実を知らなくてもすいすい読めた。表現とか、色々勉強になるなー。

  • 2016/7/21

  • 面白い!一気に読み終えました(^^)v
    范雎の復讐劇で、色気もある。
    ドラマにするとヒットするのでは?
    「やられたらやり返す。倍返しだ!」なんてね。。。

  • 秦がなぜ天下を統一できたのか、という疑問に答えてくれる。始皇帝が一気に天下を統一したわけではない。

  • 常に自分の頭上には天がある。それだけを考えて行けば良い。

  • この作者得意の上品な文体でお話は進んでいく。
    復讐劇なのだが、さわやかにまとまっているのは、さすが。
    下巻に続く。

  • 男らしい生きざま的な要素を他の宮城谷作品よりも感じますが、もっと言うと多少色っぽさも持ち合わせているように感じられました。

  • 上下

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著者プロフィール

宮城谷 昌光(みやぎたに まさみつ)
1945年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。1991年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞、1994年『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年『楽毅』で司馬遼太郎賞、2001年『子産』で吉川英治文学賞、2004年菊池寛賞をそれぞれ受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。
2006年、紫綬褒章受章。2016年、第57回毎日芸術賞受賞、及び旭日小綬章受章。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『呉越春秋 湖底の城』など多数。また『風は山河より』など日本の歴史に題材をとった作品もある。

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