ソウルコレクション 心にエネルギー補給する40の物語 (集英社文庫)

著者 : 光野桃

• 集英社 (2001年1月19日発売)

感想・レビュー・書評

[ぴぴーこさんの感想 · 2011年6月7日]

光野桃さんの本は本当に波長が合う。初めから安心して読むことができ期待以上ものが得られる。バシバシと私の心臓に突き刺さり、このタイミングでこの本との出会いに感動し泣けてくる。いつもこういう感覚があり今回も裏切られなかった。
17歳でダイヤモンドのピアスにこだわる彼女の友人が魅力的でたまらなくなった。私の17歳なんて、そんなこと想像もしないし、この歳になってようやく少しわかってきたかなというくらい。私もダイヤのピアスが欲しくなった。
ソウルメイトの解釈がとても新鮮だった。出会いは必然だと思う。出会うべくして出会う。一瞬だったとしても、これは魂の交流。草木も動物も含め、出会うものはソウルメイトだ。この発見は何だかすごくうれしい。
私の理想の結婚のかたちはどんどん変化していることに気付く。シンプルウエディングがいい。理想像が具体的になって私の頭の中をぐるぐるしていく。いつ出会い結婚するのか不安が募りつつもやっぱりワクワクする。
私は濃い女。彼女のこの話はいつも私に安堵をくれる。私もアニマル柄が欲しくなった。独りじゃないからきっと私も大丈夫。

[meguさんの感想 · 2009年6月22日]

光野桃さんを知った記念の本です。

文章と写真（少しですが）がきれいで何度も読み返したくなります。

[あいこさんの感想 · 2007年4月18日]

チョコ食べたなった。

著者プロフィール

作家・エッセイスト。東京生まれ。小池一子氏に師事した後、女性誌編集者を経て、イタリア・ミラノに在住。帰国後、執筆活動を始める。1994年のデビュー作『おしゃれの視線』（婦人画報社）がベストセラーに。主な著書に『おしゃれのベーシック』（文春文庫）、『実りの庭』（文藝春秋）、『感じるからだ』（だいわ文庫）、『おしゃれの幸福論』（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）などがある。2008年より五感をひらく時空間をテーマにしたイベント『桃の庭』を主宰。

「2018年 『これからの私をつくる　29の美しいこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」