もものかんづめ (集英社文庫)

  • 集英社
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本棚登録 : 5849
レビュー : 550
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087472998

作品紹介・あらすじ

「こんなにおもしろい本があったのか!」と小学生からお年寄りまでを笑いの渦に巻き込んだ爆笑エッセイの金字塔!!著者が日常で体験した出来事に父ヒロシや母・姉など、いまやお馴染みの家族も登場し、愉快で楽しい笑いが満載の一冊です。「巻末お楽しみ対談」ではもう一度、全身が笑いのツボと化します。描き下ろしカラーイラストつき。

感想・レビュー・書評

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  • ミステリの毎日はちょっと一休みして嫁さんの本を読んでみた。
    名エッセイの誉れ高い本書は実はハワイ旅行の時に暇だからという事で買ってやった物。まあ、そんなことはどうでもいいのだが、率直な感想はホント世間は嘘つきません。面白い!!
    ちびまる子さながらの世界が広がる読み物だった。ものすごく読み易い文章で書かれる内容は作者のひじょーにしょーもない失敗談だったり、家族や作者を取巻く人々のアホみたいな話なのだが、これがツボにはまって小気味いい。内容はホントに素朴な日常の出来事―なかには作者のみしか体験しないような事柄もあるが―をバカバカしいまでにコミカルに描いて、作者の洞察力鋭い指摘が突っ込まれる、主にこの構成が多い。それが読者の庶民的な日常とリンクしており、追体験出来る所が本書の面白さのポイントだろう。冷めた文章に時々見せる作者の熱情もまたスパイスとなって引き立ている。
    前半に比べ、後半は作者のエッセイの手法が読めてきたせいか、パワーダウンしたのが四つ星の理由だがそれでもエッセイを読みながら声を出して笑えるというのはなかなか体験できるものではない。
    次もまた読もう。

  • 言わずと知れた、ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんの初エッセイ本。

    軽めの本が読みたいなと思って手に取ったけど、軽めで済まない充実感(*_*)!

    主に著者の学生時代とこの本を書いていた当時のエピソードが書かれているが、
    肩の力を抜いてフフフと笑えたり、
    へぇ~!と感心したり、
    そうそう!と共感したり。
    ページをめくるのが楽しかった(^^)
    もう、さくらももこさんとお友達になりたい!笑

    読み終わってから、この本が2001年に出版されたものだと気づく。
    面白い本って、何年経とうが面白いんだなあ(^^*)

  • 爆笑!
    小学生の娘が昔、担任の先生にお勧めして
    それ以来、先生もトリコ。

  • わたしを救ってくれたさくらももこさん。「もものかんづめ」は原点としてとっても大切な作品です。いつも幸せな笑いをくれ、切なく思わず涙ぐんでしまうようなお話が入っている、さくらももこさんのエッセイが大好きです。いつまでもわたしのバイブルです。本当にありがとう。

  • さくらももこさんのエッセイ。これは爆笑モノです。
    さくらももこさんの、笑いのセンスは、私の知る中では、お笑い芸人や漫才師、落語家も含めて、トップクラスにランクインしますね。

    本を読んで、笑いで涙を流せる本はそうそうないと思いますが、この本はそのうちの一冊です。

    記憶をたどれば、浅田次郎さんの「勇気凛々ルリの色」を読んだ時に、腹がよじれるほど笑った記憶があるが、本書はそれに勝るとも劣らないインパクトがあった。

    マンガ「ちびまる子」に、そのセンスは発揮されており、マンガでも笑わされることしばしばだが、エッセイとなるといったん読んでから自分の中で映像を浮かび上がらせなければならない。

    ところが、この本は読んだ瞬間から、次々とオモロイ映像が浮かんでくるのだ。頭の中でその映像が完全に出来上がる前に、すでにもう笑いがこみ上げてきて、映像が完成したころには、涙が2、3本流れている(笑)。

    エッセイは、いくつか収められているのだが、その一本、一本で必ず吹いてしまう。完全に笑いのツボをおさえられている。恐るべし。

    さくらももこは、文章でもマンガを書くことができる天才と言いたい。

  • 『ちびまる子ちゃん』の作者によるエッセイ。小学生時代の話から社会人時代の話まで、笑いがぎゅっと詰め込まれた一冊。エッセイ好きには有名すぎる本だけれど今まで読んだことがなくて、やっと読みました。こんな風に日常を見て、文章にしてみたい

  • 漫画同様、面白いエッセイ。
    小さい頃からさくらさん、大物だったんだな。

    深刻なこともさくらさんにかかれば小噺になりそう。
    さくらさんの作品に触れると、肩の力を抜いて生きようと思える。
    「どうせ死ぬんだから楽しもうよ」と。

    米津ならぬ「米酢」、水谷豊が出てきて嬉しかった!

  • 奇想天外、ハチャメチャなさくらももこさんの実体験エッセイ。
    さくらさんの個性全開で、ふふふと笑ってしまう。
    非常に素直で真っ直ぐな方なんだなと思った。
    亡くなられたのが残念で仕方ないです。
    アニメちびまる子ちゃんも大好きなので、さくらさんのこういう感性から創られていたんだなぁと思い、非常に興味深った。
    これからもちびまる子ちゃんのファンです。
    なんとも個性的なエッセイ。
    最後の結婚のお話では少しウルっときた。
    ありがとう、さくらももこさん。

  • もものかんづめ読了。
    さくらももこさんのエッセイをやっと読みました、やっぱり評判通りに面白くて何度となく声を出して笑いました

  • さくらももこさんのエッセイ。

    さくらももこさんのエッセイは小さいころから大好きで、ほぼすべて読んだのではないか。(さるのこしかけ、たいのおかしら、さくらえび などなど)

    日常生活をユーモアにあふれる切り口で書いて行くエッセイは、たぶん彼女にしか書けないような不思議な文体で、読むものを引き込んでいく力がある文章となっている。

    彼女のエッセイで私が特に好きなエピソードは、20歳になったときの話。

    20歳になった日、さくらももこさんはただひたすらに、道をまっすぐ歩き続けたそうだ。

    このエピソードを初めて読んだときに、私はまだ高校生だったが、とても感動した思い出がある。

    これに感じ入る思いを、自分はうまく言葉にすることができないのだが、20歳になった日にただひたすらに道をまっすぐ歩き続ける行為が、大げさに言えば人生そのものを表しているような、そして人生を歩んでいく覚悟を示しているような、そんな気分になったのだ。

    私も、20歳になった日に、同じように道をまっすぐ歩き、自分がこの先どうやって生きるか、自我とはかくあるべきか、考えたことがある。

    そして、その思いは今も変わらず持ち続けている。

    ふとした時に、思い出して読み直し、そのうちのあるエピソードでは笑い、あるエピソードでは泣き、そして人生の力としていきたい、大切な一冊だ。

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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