おいしいコーヒーのいれ方 (3) 彼女の朝 (集英社文庫)

著者 :
制作 : 志田 正重 
  • 集英社
3.43
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  • (49)
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本棚登録 : 3034
レビュー : 184
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087473308

作品紹介・あらすじ

進展するとみえて、なかなか思うようにすすまない勝利とかれんの「秘密の恋」。互いの心が見えなくて、不安になったりもしたけれど。そんな気分をすべて洗い流したくてふたりで来た鴨川。思いっきり海ではしゃいだその帰り、外房線の不通というアクシデントが。「…今日は、鴨川にいない?」消え入るようなかれんの言葉の意味が、ようやく理解できたとき勝利は-。はじめての、ふたりだけの夜。

感想・レビュー・書評

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  • 2019/2/13~2/15

    進展するとみえて、なかなか思うようにすすまない勝利とかれんの「秘密の恋」。互いの心が見えなくて、不安になったりもしたけれど。そんな気分をすべて洗い流したくてふたりで来た鴨川。思いきっり海ではしゃいだその帰り、外房線の不通というアクシデントが。「…今日は、鴨川にいない?」消え入るようなかれんの言葉の意味が、ようやく理解できたとき勝利は―。はじめての、ふたりだけの夜。

  • 面白かった

  • 勝利とかれんとの仲は大きな進展を見せないまま夏休みに入り、勝利は合宿のためにかれんと離れなければならなくなります。そんな彼にりつ子が積極的にアプローチを開始します。

    合宿を終えた勝利は、かれんといっしょに、彼女の実母である鴨川のおばあちゃんの元を訪れます。そしてその夜、かれんは今日は家に帰らないと勝利に告げ、二人はペンションで一夜を過ごすことになります。

    現在の著者は官能描写を含む小説も執筆していますが、もちろんベタ甘な純愛をえがいた本作ではそうした展開になることもありません。19歳の男と24歳の女という設定ですが、二人ともキャラクター的な人物造形になっているので、ここまでの作品世界を受け入れてきた読者にとっては安心感をおぼえる展開になっています。

  • 図書館

  • 通勤の行き帰り1時間で読めた。とてもあっさりさっくり、気楽に読めるしそれなりに面白く、エンタメ性に富んでいる。ピュアな二人が面白い。

  • あー、星野りつ子さんが苦手だ。
    大体の恋愛小説で素直に主人公を応援してしまう私は、主人公を邪魔する者が鬱陶しく感じる。
    最初に出てきた時にりつ子さんはライバルになると分かったから、それ故に意識しないようにしていたのに、やはり苦手。
    勝利ももっと危機感を持ってくれたら・・・と思うけど、逆に何も意識していないからなのかも。

    それにしても勝利とかれんの会話が可愛い。かれんは24にしては少女のような喋り方をするし、勝利は未成年と思えないほど懐が深くよく気が利く。こんな素直に気持ちを伝える男の子、いるのかな。

    鴨川旅行の場面が好き。特に海で泳ぐところ。全部がきゅんきゅんする。
    ペンションで「和泉かれん」と書いた勝利。かれんのことを思いやって行動していることがよく分かった。

    20170706

  • このシリーズは、何か印象的な場面があって、それがとても心に響く、というのではなく、まるで登場人物たちをすぐそばで見守っているような気分になる作品だ。
    だから、読み終わった時に物語の余韻にどっぷり浸るということはないのだが、その分シャワーを浴びるように作者の描く雰囲気に飲まれていく。
    それが心地よくていい。

  • テレカ、でてきました、いいですね。懐かしいですね。携帯電話なんかなくていいんだよなー。煩わしいだけ。

  • 手を出しとけよー!笑

  • 進展しているようで、進展していない二人の間に
    またしてもややこしい人間関係が。

    いや、親戚ですけど(笑)
    どこへ行っても、姉弟にしか見られないジレンマ。
    就職するまで、相手を待たしてしまうわけですし
    言ったら確実に反対されそうですし。
    かといって…という、完全ループ。
    大概に邪魔する人は出てくるし。

    恋愛をすると、楽しい事もあるし、ややこしい事もあるし。
    怒涛のようにやってくるのは、年齢のせいでしょうか?w
    とりあえず、盾にしてやり過ごすべきか
    お断りしてもらうべきか。

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著者プロフィール

村山由佳(むらやま ゆか)
1964年7月10日生まれ、立教大学文学部日本文学科卒業。不動産会社、塾講師などの勤務を経て作家となる。
1991年 『いのちのうた』でデビュー。1991年『もう一度デジャ・ヴ』で第1回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞佳作、1993年『春妃〜デッサン』(『天使の卵-エンジェルス・エッグ』に改題)で第6回小説すばる新人賞、2003年『星々の舟』で第129回直木三十五賞、2009年『ダブル・ファンタジー』で第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞、第22回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞している。ほか、代表作として『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズがある。

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