ああ言えばこう食う (集英社文庫)

  • 集英社
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本棚登録 : 778
感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087473315

作品紹介・あらすじ

「口から生まれた双子座」のダンフミと「天然の饒舌」アガワサワコ。二人の才女がくりひろげる、辛辣でセキララでユーモア溢れるやりとりの数々。「食」をテーマに始まった往復エッセイはどんどん脱線し、人生の森羅万象を抱腹絶倒の喜劇に変える。女同士の友情に満ちた罵倒のなんと心地良いことか。第十五回講談社エッセイ賞受賞作。名コンビの生みの親(?)五木寛之氏との特別鼎談も収録。

感想・レビュー・書評

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  • この二人のおしゃべりに敵う人はいない
    仲良しできが置けない二人が
    言いたいことを言う、面白い
    こんななんでも屈託無く話す相手がいると人生は倍楽しい。

  • 五木寛之が、巻末の対談で、「楽しく読まれた理由の一つは、読んだ後に何も残らないことですね。これが実にいい」と言っているが、まさにその通りだ。
    チョコマカとおっとりのレター交換。
    読みながら、うふふと笑って、ワッハッハと笑える。
    実に、消化のいい本である。ケレン味がない。
    二人の父親は小説家で、慶応出身で、独身。
    でおくれ、イケズの二人のワイワイガヤガヤ。楽しい。
    日常の微細なことを、拾い上げて、それを箸でつつき合ってる。
    女でありながら、女を捨てたようなところもある。

    サワコさんも、63歳になってから、大学の先生と
    結婚なされたようで、めでたし。めでたしと言っていいのか。
    ダンフミは、地団駄フンでいることであろう。

  • 素敵で憧れる大人の女性とも言うべきお2人が、まさかこんなに親しみやすいなんて!と驚きながらクスッと笑えて楽しいエッセイでした。話題が食事中心になっているのも読みやすいのかもしれません。遠慮なしに相手の悪口を書くところも、読む側としては面白いし、ストレス解消になるしで、本を読むのが楽しみでした。

  • 阿川佐和子さんと壇ふみさんの往復エッセイ。アガワがダンに申した、『こんなにバカなのに、誰もそうだと思っていないのはもったいない』 五木寛之氏が言うように、読んだ後になにも残らない、それがいい本です。

  •  阿川作品だから面白いです。あまり相方の檀ふみさんを知りませんけど、二人の掛け合いが嵌ります。 しかも、交換ノートみたく内容が進むから目が離せませんね。二弾もあるので楽しみです。 '238/6 '2311/20

  • ふむ

  • 「愛欲のアガワ」「食欲のダン」
    阿川佐和子と壇ふみの往復エッセー集

    25年も前のものだけど、今読んでもクスっと笑っちゃう。
    肩の力抜くには最適

  • ★3.5
    アガワとダンフミの往復エッセイ。
    普通に面白かった〜。
    こんな言い合える友っていいね。

  •  
    ── 阿川 佐和子+檀 ふみ《ああ言えばこう食う 20010625 集英社文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4087473317
     
    ♀Dan, Fumi 女優 19540605 東京 /一雄の長女~《青春の蹉跌 19740629 東京映画》
    https://twilog.org/awalibrary/search?word=%E6%AA%80%20%E3%81%B5%E3%81%BF&ao=a
     
    (20210123)
     

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿川佐和子の作品

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