R.P.G. (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.21
  • (230)
  • (677)
  • (2347)
  • (297)
  • (49)
本棚登録 : 7853
レビュー : 713
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087473490

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「しまった騙された」と思ったのは登場人物だけではないはず。まさかRPGをRPGしていたとは。騙された人物の心の叫びが痛いほどわかる。そして何度も「この子は頭が良い」と描写されていて、違和感なくその叙述を受け入れていた。2回目に読むと、書いてある言葉の意味を違う意味で噛みしめたくなるだろう。しばらくしてから、また読みたい。

  • ネットの中で擬似家族を演じる父親に、憎しみを抱き殺した一美。家族の歪みが引き起こした事件に、中盤から後半にかけて怒涛の展開を繰り広げる。登場人物が多くてこんがらがるが、面白くページをめくる手が止まらなかった!

  • 犯人探しもあるのだけれど、真の仕掛けはそこではない。という作品。

  • 被害者が加害者という感じで、終盤では泣きながら読んでしまいました。一美さんが殺してしまうほど憎むのは分かるし人を思い通りに動かそうとしていた良介さんには憤りしか無いです。こんなにも被害者に同情出来ない事があるんだと思いました。苦味しか無くて本当はこれ以上一美さんが誰かを殺す事が無くなっていいのかもしれないけれど、一美さんの気持ち的にはバッドエンドでしか無いんだろうなと思いました。

  • 宮部みゆきミステリーの中ではベストに近いね( ´ ▽ ` )。
    クリスティタッチのアイディアに現代風なネットを絡めて( ´ ▽ ` )ノ。
    仕掛けを見せる作品だから、総じてキャラに魅力がないのは当然( ´ ▽ ` )ノ。
    ただ、これも仕掛けの都合上しかたないことながら、物語の途中から作品が始まっているので、ちょっと読みづらくはあるね( ´ ▽ ` )ノ。
    あと、タイトル......読んでみれば絶妙で、これ以外にない傑作なんだけど、宮部みゆきが「RPG」てと、ついミステリーでなく冒険ファンタジィなのかな?と誤解してしまう(>_<)。
    実際、ずっとそう思ってたから、書店で手に取ることもなくずっと避けていた(>_<)。「ブレイブストーリー」があまりにもあれだったから、宮部みゆきのファンタジィ作品は一切読まないことにしてて......(>_<)。
    読んでよかった( ´ ▽ ` )ノ。
    2015.5.13

  • 再再読


    再読。ストーリーを知っていても、やっぱり面白い。

    ドラマを再放送してほしいなぁ。

  • 全てが明るみになった瞬間の「そうだったのかー!!」、最高に気持ちよかったです。

  • 初めて読んだ宮部みゆき作品。
    成る程と最後に肚に落ちる構造が秀逸。
    クロスファイヤの登場人物が出てくる等、一部クロスオーバーしている当たりが楽しい。

  • 再読

  • 二つのRole Playing Game(役割演じ遊び)が登場する。
    ネット上での役割を演じる遊びと、
    警察での役割を演じる遊び。

    解説を清水義範が書いている。
    解説に画像遊び(Video Game)の役割演じ遊び(role playing game)に該当していないという記述「ただしこの小説の中にそのゲームは出てこない。」とがあるのが疑問。本文に2つもRPGを記述しているのに、ビデオゲームでないとRPGではないと思っているのだろうか。出版社や筆者が注意してあげればいいのに。

著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2019年7月10日『さよならの儀式』を刊行。

宮部みゆきの作品

ツイートする