- Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087473551
感想・レビュー・書評
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1997から1999年の時事をギャグで斬ったエッセー。
バブル崩壊後の世相を皮切りに、格付け会社・失業問題・日米ガイドライン・香港返還・バイアグラ・2000年問題・ノストラダムスなどを語っている。
いま言ったら(書籍ではあるが)明らかに炎上しそうな文言もチラホラ。
面白いことに『洗脳』について語ったページの解説文で元アメリカ統一教会幹部(脱会カウンセリングに従事)の名前が出ていた、まったくもって因果な話である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(2002.12.25読了)(2002.01.04購入)
(「BOOK」データベースより)
あなた覚えてますか20世紀末。洗脳にバイアグラ、和歌山カレー事件に医療ミスetc…。混迷錯綜する時代の本質に、太田と田中が激しく切り込み脱線・空転しつつ解明する、世紀末イミダス55連発。笑い飛ばして時代を読み解けば、新世紀の方向がそして日本が見えてくる!?問題作待望の文庫化。巻末に異才・おおひなたごうの描き下ろしコミック「あしたの爆笑問題」。必読。
☆関連図書(既読)
「天下御免の向こう見ず」爆笑問題著、二見書房、1997.10.25
「ヒレハレ草」爆笑問題著、二見書房、1999.10.01
「三三七拍子」爆笑問題著、二見書房、2001.03.20
「爆笑大問題」爆笑問題著、講談社、1999.01.11
「爆笑問題の死のサイズ」爆笑問題著、扶桑社、2000.06.30
「爆笑問題の日本史原論」爆笑問題著、メディアワークス、2000.08.05
「爆笑問題の日本史原論 偉人編」爆笑問題著、メディアワークス、2001.08.10
「爆笑問題 時事少年」爆笑問題著、集英社、2001.04.30 -
雑学として、
さらっと読むにはいい
たまにくすっと笑えるところがあって
ただ、あくまでお笑いなので、
この本きっかけに、
興味があることをみつける!
というのに最適な一冊
洗脳にはちょっと興味が… -
振り返れば約10年前。もう10年?まだ10年?
世紀末の社会問題や事件、文学や芸能、スポーツとあらゆるジャンルの出来事をネタに爆問の二人が語り合う。まあ爆問の漫才が活字になったと思えば。ノストラダムスとか2000年問題とか懐かしい。田中の片タマも丁度その頃だったっけか・・・。 -
太田光のボケから、頭の回転の速さが伺える。
言葉の繋がりを利用した、言葉の遊び。
ボケの中に垣間見える多彩な圧倒的知識量。
そして、文学・映画編に入った途端、水を得た魚のように活き活きとする太田。本当に好きなんだな。
そして、セリフにもあるけど、知識をひけらかすことが恥ずかしいことだと思っている。それはきっとだけど、そこには笑いは無いからだと思う。
対する田中はとにかくツッコミが素晴らしい。
太田の本当に無作為に出てくるボケをきちんと拾っている、特にすごいのは説明をかねたツッコミだと思う。
今自分がブログに書いているように一つのテーマについて語るものだが、会話形式だと議論が沸き起こり、昇華していく。
ただちょっと横道にそれ過ぎている気もする。
もっともっと議論を交わしてもいいし、できるはずだし。
ここが芸人としての爆笑問題のお茶目なところだ。
現代に比べると当然時代を感じるネタも多い。
電子マネーやアップル、ノストラダムス。
2000年問題なんて僕は当時気にしていなかった。
大学に入るまで、コンピューターが何なのかよく分かっていなかったから。
こういう本を読むと当時の世界情勢とか関心がわかるから、面白い。
ただ、現代でもまだまだよく分からないことの方が多いので、それらが解明されていくこれから先が楽しみだ。 -
さくっと読めてさくっと笑える。
下ネタ多い。 -
★☆☆ ニュースを楽しく知るならこれ♪
(2007.10メモ→2010.04ブクログ) -
私が一番初めに読んだ爆問書籍。記念すべき一冊です。
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色々ギリギリです。下ネタとか。