白夜行 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
4.05
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本棚登録 : 30015
レビュー : 3052
  • Amazon.co.jp ・本 (864ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087474398

感想・レビュー・書評

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  • 人の暗い部分を描いていてすごく引きこまれた。かなり長いがこの長さもこの作品には必要なのだと思う。

  • テレビドラマを見始めて、展開、結末が知りたい!と思い、
    30代にして読書のきっかけをいただいた作品。
    テレビドラマがDay、原作がNightと言う感じ。
    この本をきっかけに東野圭吾の本を読みあさりました。

  • 物語の主役をこういった手法で描き出すのは本当に難しいと思います。
    一枚の絵から物語の背景、脇役を残して主役だけをくり抜いているような、主役だけをまるで影絵で見ている感覚でした。
    本の面白さを再確認。人の想像力を使って組み上げられていく物語に夢中になってしまいます。

    今まで読んだ著者の作品の中で一つおすすめするならこれを推したいですね。

  • 読みやすいですね。このページ数でさらっと読めるのはすごい。

    何となく今まで読まずにきて、読書前のイメージとしては高村薫さん的な、湿った情動的な文体をイメージしてたら全然違う。淡々とした語り口が最後まで続く。
    解説でノワール小説という表現が出ており、なるほどと思う。暗渠のような話。

    救いもなく動機の明示もなく心情の吐露もない。でも人気があるというのは、画期的な作品なのだなー。

  • 紙の本にこだわる東野圭吾の名作。
    その厚さと重さは、主人公たちの19年にわたる暗くて長い人生の道行を実感させます。
    その暗さと悲しさが印象に残る作品です。

  • ある2人の男女の生き様を強烈に描き出した文句なしの傑作。

    正直はじめは誰に感情移入すればいいかわからず、ただただ不快な話だなぁという印象しかなかったのですが、「鈴が付いていた」という描写で一変。あんにゃろう!
    そこからはあっという間に物語に引きずり込まれていき、久しぶりの濃厚な読書体験となりました。

    不思議なのは、読んでいるときはあれほど憎かった桐原が、読み終えたあとには愛おしく思えたこと。
    彼の狡猾で冷淡、ストイックでぶれない生き方はあまりにも切ない。

    ただ、一番好きだったのは今枝さん!あのナイスガイには彼女と幸せになって欲しかった・・・。

  • 内容がショッキング過ぎた
    でもいつか読み返したいかな

  • いわゆる”東野圭吾的王道ミステリー”が好きな人からは評価が分かれそうな作品。スカッとする他の作品と違い、読後感はかなりどんより。。しかし個人的には、あえて抽象的な表現のまま心理状態を想像させる文章表現が貫かれている所に信念を感じ好印象だった。

  • 小学5年生にして、人生をかけた犯罪。
    人生をかけた、結束。
    どちらかがなにかを躊躇してれば終わっていただろうことが、おそろしい連鎖で19年もつながっていくなんて。
    2人はなんのために生きていたのだろうか…

  • 最後まで2人から視点がなく、粛々と話が進む。2人の心理を想像させる余韻がすばらしい。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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