めまい (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 123
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087474541

感想・レビュー・書評

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  • 愛するが故に狂っていく女達の物語。

  • 愛は女を変えるもの。良い言葉だと思ったら大間違い。恋は女を醜く狂わせる。そんな女たちの愛の物語10作品を集めた小説が「めまい」。あたしは唯川さんの小説で「世の中の女」について学んでる気がします。この本は、「愛した」からこそどんどん堕ちていく女たちのお話ですんで、幸せな恋物語が好きなあなたもたまにはドロドロな愛の小説もいかがでしょう?笑

  • ミステリーのような狂気な怖い話も多かったけれど、考えさせられる一冊だった。
    悪事に頭働かせず、誠実に真っ当に真っ直ぐ生きていたいと思った。

  • 「きれい」を読んでるうちに目眩がして気持ち悪くなった(たまたまかもしれないが…) 整形したからと言って美人になれるわけでも幸せになれるわけでもない。それをわかっていても整形をする自分に改めて嫌気がさした。整形を重ねても満たされない心をうまく描いていた

  • 読了日不明

  • 現実離れした話が多いけど読みやすい

  •  狂気(歓喜)の短編集!
     
     女が恐ろしいと思う話ばかりで、呼んだのは前になるんですが、貪るように読みふけってしまったことを覚えています。一本一本の話の狂気さもさることながら、きれいな文体で読みやすかったですよ。

    僕のように「嫌な気分」になりたい人には是非とも薦めたい! あと、人が崩れていく、狂っていくところを見たい人! 

    サスペンスからホラーまで、様々なジャンルの話が集まっていたのも素晴らしいところ。面白かったです!

  • 短編集、さらさらと読みやすかった。
    どっぷりとしたオチが付いてくると知ってからはそれを身構えてる自分がいて、物語に入り込むというより、結末当てクイズをしているようでした。

    10篇ある最後の「月光の果て」は美しく、余韻あるストーリーで一番好きです。

  • 2020 4/2

  • 怖いけど現実にもこうゆう人いそうだな、、と共感できる部分が多々ありました。先が知りたくてスラスラ読めました。

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