南洋犬座 100絵 100話 (集英社文庫(日本))

  • 集英社 (2002年8月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784087474749

作品紹介・あらすじ

お腹をぺったり大地につけて涼をとる(?)南の島の犬たちをはじめ、シーナが旅先で出会った「コレハ!!」という風景、人々、動物たち。モノクロームの温もりが心なごむ写真エッセイ。 (解説・堀 瑞穂)

感想・レビュー・書評

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  • 「椎名誠」の写真エッセイ『南洋犬座(なんよういぬずわり)―100絵100話』を読みました。

    「椎名誠」作品は、今年3月に読んだ『ごっくん青空ビール雲』以来なので、約8ヵ月年振りですね。

    -----story-------------
    お腹をぺったりと大地につけて座っている南の島の犬たちをはじめ、旅先や日常で出会った人々、動物、風景、食物―。
    100組の写真と文章が、「シーナ」が「コレハ!!」と思った“あの一瞬”を封じ込めています。
    存在へのいとおしみとおかしみ…。
    カラー写真もあえてモノクロームで収録、独特のぬくもりと詩情がうれしい。
    一期一会の100絵・100話。
    ほんのり心を癒してくれる、てのひらサイズの写真集。
    (解説・「堀瑞穂」)
    -----------------------

    「椎名誠」が、『週刊金曜日』の表紙写真に使用した作品と、写真に関するエピソードをエッセイ風に綴った作品です… 掲載が100回を迎えたことを記念して、一冊の本にまとめたようです、、、

    ちなみにタイトルの『南洋犬座』は、"なんよういぬざ"ではなく、"なんよういぬずわり"と読みます… 南の暑い地域での犬の座り方(後足を伸ばして、お腹を地面につけて座る=お腹を冷やすため?)のことを表現した、「椎名誠」の造語らしいです。

     ■ひとりじゃないよ
     ■なんだか笑える昼下がり
     ■窓のむこうのわすれもの
     ■くものきらきらみてきたよ
     ■いい音がきこえてきました
     ■あとがき
     ■文庫本のあとがき
     ■解説 堀瑞穂

    「椎名誠」は、「これは集英社の担当者が作った本で、おれはまったくタッチしていない」と発言しているようですが、抜群のタイミングでシャッターを押された写真と、ほのぼのとしたエッセイに「椎名誠」らしさを感じさせる作品です。

    写真と文章とタイトルの組み合わせが絶妙で、それらが巧く溶け合って調和している感じ… 独特の魅力があって愉しめる作品でした。

    ちょっと残念なのは、見開き2ページで掲載されている幾つかの写真… 「椎名誠」の良さのひとつは、被写体となったフツーの子どもたちや、おじさん・おばさんの豊かな表情なのですが、その大事な顔がページの切れ目にかかっていて、見難いですよね、、、

    「椎名誠」本人は編集に関与していれば、こんなことにはなっていなかったかも… これは改善して欲しいところですね。

  • 2006年6月16日購入。
    2007年12月15日読了。

  • 大好きな椎名誠さん。ゆくゆく、おひ棚もシーナワールドになりそうな予感!?

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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