エンジェル (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.18
  • (87)
  • (240)
  • (986)
  • (119)
  • (19)
本棚登録 : 2830
レビュー : 272
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087474763

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 過去の読本。

    石田衣良の初読み。
    やっていることは、映画「ゴースト~ニューヨークの幻」の焼き直しといった内容であるが、ちゃんと新鮮に楽しむことができた。

    前半のかなりの枚数を割いての“フラッシュバック”が冗長で退屈した、と、この本を紹介してくれた友人は語っていたが、自分にはそうではなかった。

    今で言うなら“石田さんらしい”と感じられるあの独特の文体が、当時の自分にはとても新鮮で、かなり引き込まれて読んだという記憶が残っている。

    物語としての印象は、強く残っているわけではないが、大好きなシリーズ“IWGP”に出会うきっかけをくれた作品なので、思い入れは深い。

  • まあまあ

  • 回想が長く初めが冗長の感。あまりのめりこめなかった

  • 殺されて幽霊となった主人公。
    フラッシュバックにより生まれる瞬間から徐々に記憶をたどり、現在にたどり着くが、最近2年間の記憶だけが無い。

    はたして、なぜ殺されたのか。なぜ幽霊になったのか。

    2年間に何があったのかを知りたくて、現世をさまよう。

  • 可もなく不可もなく。軽いタッチのファンタジー。映画の「ゴースト~ニューヨークの幻」を思い出したが、映画ほどの感動はない。

  • 生きている死者というのはユニーク

  • 読了

  • 204.3.12

  • 星3,5 少しずつ読んだのは失敗だった。一気に読んだ方が面白さが出る作品。切ないという意見もあるが、なんだかな、が素直な感想。

  • 殺された青年実業家が、霊となり、自分の殺された訳を知る話。
    半分位まで、退屈で、その後は、ラストが想像出来た。

  • 投資会社のオーナー掛井純一は何者かに殺され、幽霊となってこの世に残ったが、なぜ殺されたのか、誰が自分を殺したのか、直前までの2年間の記憶を失っていた。真実を知るため、死者の「生」を懸命に生きていく。
     発想というか、アイデアはとても面白いと思ったのだけど、説明がまどろっこしいし、空想の世界から抜け出られなくて、現実味も足りず、物足りなかったといわざるを得ない。そもそも、自分の鍵を一番握っているはずの弁護士のところにまず最初に行かないとこが納得行かず、悶々とただ読んだだけになってしまった。今までの作品が小粒ながらもぴりっと胸に残るものだっただけに、残念。

  • なぜ自分は悲惨な殺され方をしなければならなかったのか、死後を生きて事実を紐解いていく純一。石田衣良氏の作品は時代背景も色濃く、起承転結のブレないドラマ仕立てで読み易い。

  • うーん。
    石田さんらしい世界観はいいけど。

    女性の設定が・・・好きになれなかった。

  • 殺される2年前からの記憶を失った幽霊のお話。
    石田衣良さんが好きならどうぞ。

  • 石田衣良らしい、作品。時間を上手く使って物語にワクワク感を出している。

  • 有利が自分の死と向き合い、本当の生を学んでいく

  • 古本で買ったのを放置してたので、読破。

    最初が結構グダグダで、引き込まれるまで時間がかかる。
    オチもちょっと、うーん…

    記憶をなくし幽霊になって甦るという
    設定は面白いけど、活かしきれてない感じ。
    石田さんはこういうファンタジーよりも
    現実に近い小説書いた方がキレてると思います。

    てかそもそも短編の人なのかもしれんね。
    著者にしてはイマイチですが、まあ普通に読めるので☆3つ。

  • サスペンス、ミステリー、またはファンタジーなのか。

    幽霊が主人公なんてサスペンス、ミステリーにしては反則技だ。
    しかしファンタジーにしては現実味を帯びている。
    石田衣良さんらしくスラスラ読み進めることが出来る一冊だと思う。

  • もっともっと生きたい。正確には、もっと死んでいたい。冒頭で純一の人生を知り尽くしたわたしは、まるで純一の一部であるかのように宙に浮いたり、悩んだり、苦しんだりする。不思議体験。もっと死んでいてほしかった。

  • 二人の男が山中で主人公の死体を埋めてる所を
    幽霊になった状態の本人が目撃するシーンから始まるー

    フラッシュバックで誕生から何から追体験していくんだけども
    死ぬ前の2年間の記憶がきれいさっぱり抜け落ちている

    自分の死の真相を追求するために
    毎晩飛び回って関係者の偵察・観察を行っている内に
    生前より充実した生活を送るという皮肉(´ー`)

    もっと悲壮感に暮れていいはずの
    主人公がさっぱりしてる
    いいやつすぎるー

    ラストは先が読めるけどさっぱり読後感でした

著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

エンジェル (集英社文庫)のその他の作品

エンジェル 単行本 エンジェル 石田衣良
エンジェル (集英社文庫) Kindle版 エンジェル (集英社文庫) 石田衣良

石田衣良の作品

ツイートする