碧空 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1145
レビュー : 92
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087474770

感想・レビュー・書評

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  • 四部作のふたつめ。

    凛一の危うさは相変わらずなんだけど、
    有沢さんはまた違う方向に危うい。
    軽くつつくだけでバラバラになってしまいそう。
    なのに、それに反発するような強気な言動や行動。
    氷川さんという存在がありながら、有沢さんに惹かれていく凛一。

    内面はなく目に見える表面のみに拘る有沢さんの本当の気持ちは最後まで分からなかった。

    電話の場面では泣きそうになった。

    有沢さんの登場で、氷川さんがより一層普通の人に思える。
    じっさい普通の人なんだけど・・・。

  • 有沢さんかっこいい・・・
    千尋さんも相変わらずかっこよくて嬉しいです。
    しかし、凛一の態度がどっちつかず過ぎる・・・・
    氷川さんが好きなら揺れるなよ!と思わず突っ込みたくなってしまいました。
    意外と、純粋じゃないんですね・・・

  • 相変わらず危うくてどっちつかずの凛一にやきもきさせられる今回のお話。けれどこんな不安定な美少年がいたらやっぱり放っておけなくなってしまうのだろうな…と凛一のモテモテぶりになんとなく納得もしました。
    保護者のように見守り孤独を癒してくれた千尋兄さんとの関係性が好きなので、結婚して遠く離れてしまった距離を憂う凛一を切なく思いました。個人的に凛一から氷川さんへの想いがいまいち読めないので、千尋さんとの方を応援したくなってしまいます。

  • 一作目を読んで「つまんない…」と思ったときに、やっぱりやめておけば良かった。
    ただね、何となくね、作品に漂う雰囲気は良かったからね、二作目があると聞いてついつい手を出しちゃったんだけど。
    だめだ、やっぱり私には向かないです。
    2019/02

  • やっぱり長野さんはいいねぇ。
    でも、いつかどこかで出会った少年たちなんだけど、どういう子たちだったか朧気で、シリーズの初めからもう一度読みたい。
    だけど、男子たちが全員お互いをいろんな意味で想いあってて、全員そういう感情に理解があるというのは、ちょっと不自然?

  • 他も少しずつ前進している気がするけれども、やはり今回は有沢改がメインですね。
    彼の言っている、結局見えるのは表面だけ、というのはわかるようなわからないような。表面に隠された特別な感情や事情はわからないわけで、しかしそれをわかった上で表面を見ていよう、ということなのかなと。若干の諦めを含みながら、それを写真という形で表現している有沢君が好きです。表面に見えるものがすべて。内面にあるものなんて信じない。

  • 白昼堂々シリーズ二作目

  • シリーズ2。遡って読んでいる(苦笑)。3よりも萌え処満載で期待通りの展開で一気読み。凛一がいかに美少年でモテモテなのかわかった。後書きが作者の美大在学中のエピで、意外に普通の文章に驚いた。

  • 【2】前巻で分かってたつもりだったけど、改めて凛一君って草食の振りした肉食系男子だったのねー。遠距離をいいことに中華もいいけどフレンチもイタリアンも好き♪って、縛りが無くていっそ清々しいわ。それに右を見ても左を見ても、凛一君の一族って水面下ですごいね~。どんどん自由にやっちゃってー!面白いからww。

  • 『白昼堂々』の続編。
    凛一は高校2年生になり、氷川は京都の大学へ進学して遠距離恋愛(?)状態に。
    女の子とも付き合っているらしい氷川との距離に悶々としている凛一の前に、上級生の有沢が現れる。
    有沢は今で言えばヤンデレキャラである。
    病んでる有沢に振り回される押しに弱い凛一のひと夏。

    シリーズ物であるから次の展開への繋ぎ的な位置にあたる一冊。
    ラストで凛一がようやく主体性を持ち動こうとしている。

    http://www.horizon-t.net/?p=941

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)
東京都生まれ。一九八八年『少年アリス』で文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で泉鏡花文学賞、野間文芸賞を受賞。

「2019年 『掌篇歳時記 秋冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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