短篇セレクション ミステリー篇 泣かない女 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.51
  • (5)
  • (10)
  • (21)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 85
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087474862

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 4編中2編が先に読んだばかりの『追いつめられて』に収録されていたので、実質2編の評価となるが、実に面白かった。「鍵老人」はちょっと良い話だったが、「妻の女友達」はラストがぞくっと恐ろしい。妻を取り戻すためにしたことで、妻に去られる夫の間抜けさよ。

  • おもしろかったことと表紙の強烈さだけ覚えてる。また読み返したい。

  • 妻の女友達、は別の本に入っていたのも読んだ。歪んだ願望、みにくい感情、こんなことが殺意に結びつくのか、と勉強の宝庫。

    #bookoff

  • 「鍵老人」の話が一番好き。傷付いた若い女性のために奮闘する老人に、なんとも言えない哀愁を感じた。そして、頼りたくない相手に頼らざるを得ない状況、その後の底知れぬ後悔。まさに恐怖である。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    女を泣かせたい。すがるようにして泣く女を見てみたい。男は、心の奥に歪んだ欲望を秘めていた。恋人の裏切りを契機に、男は女を泣かせ、懲らしめるための周到な計画をたてる。表題作「泣かない女」の他、日本推理作家協会賞受賞作の「妻の女友達」を含む全4篇。普通の人々の日常とその心の隙間に忍び寄る狂気を描いて、ミステリーの醍醐味あふれる傑作短篇集。

    なんだか最後の1作で救われた気がします。
    老人の善意が踏みにじられるだけで終わらなかったのはかなりほっとしました。
    泣かない女は怖すぎます。

  • こっ、こええええええ!というようなある意味身の毛のよだつ話。小池真理子の本読んだのこれが初めてだったから、もう、ね…………

  • 読みやすいからすぐ読み終わっちゃう。
    相変わらず、読んでて不安で仕方ない。

    悪者はだれ?と鍵老人がとくによかった。
    日常に狂気はふつーにあるって思わせる。

  • 当時はこの作者をよく読んだ。内容は忘れた。

  • どの話も強烈なオチが待ってます。

  • 初めて読んだ小池真理子の作品。4つの短編で、どの作品もさらりと読めました。人の冷たい感じがなんかのめりこめなかったけど、思ったより面白かったです。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

小池真理子(こいけ まりこ)
1952年東京都生まれの作家。成蹊大学文学部卒業。89年「妻の女友達」で日本推理作家協会賞(短編部門)、96年『恋』で直木賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞を受賞。その他の著書に、『二重生活』『無伴奏』『千日のマリア』『モンローが死んだ日』などがある。
2019年1月6日から、『モンローが死んだ日』がNHK BSプレミアムでドラマ化。主演は鈴木京香、草刈正雄。

短篇セレクション ミステリー篇 泣かない女 (集英社文庫)のその他の作品

小池真理子の作品

ツイートする