呉・三国志 長江燃ゆ 1 孫堅の巻 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475395

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりの三国志!
    子供の時に読んだドキドキハラハラを、もう一度

  • 三国志といえば、蜀の劉備や諸葛亮をメインに書かれることの多いコンテンツですが、本書は珍しく呉を中心とした三国志です。呉の皇帝・孫権の兄弟「孫朗」が途中から主人公として登場し、他の三国志とは異なり、情報戦を中心に話が繰り広げられるスパイ小説になっていきます。
    孫朗は孫権の弟でありながら、正史にも登場しない謎の人物であり、著者は「表舞台に出られない=スパイ」だったと考えて本書を書いたそうです。
    赤壁の戦いをはじめ、有名な戦の裏では孫朗の諜報活動が本当にあったかも?と思わせるような事実を巧みに織り交ぜながら組み立てられたストーリーとハラハラする展開に普段本を読まない私も食い入るように読みました。

    田湯正法(薬品製造化学)

    https://bit.ly/3hbweKw

  • どうやら孫朗が主人公になるらしい。
    呉をメインにした三国志は初めて読みます。
    次巻から孫策や。

  • 4087475395  439p 2003・2・25 1刷

  • 好き。なんかおもしろかったな。

  • 孫堅好きなので一巻だけは面白いと思う
    主人公とされる子がメインとなる後の巻は主人公がいなければ何もできないような感じを味わった
    やはり好きな武将がきちんと活躍できる話を望んでしまうので2巻以降はいまいち
    孫堅時代は孫堅が動いているのでそんな事はないのだが・・・
    馬謖みたいなのが呉で見れれば良かったと思う

  • 父親の買っていた小説をもらった。
    表紙もカッコイイんだ♪
    コレが初めて読んだ三国志の小説。

  • 古本屋で買いましたが、値段分は楽しめました。(どうせ100円だったし)
    欠点としていらん解説が多いのとカタカナの多用ですね。
    解説が多いと小説の世界から戻されるからやめて欲しい。
    司馬遼太郎氏や宮城谷昌光氏のようなやり方なら歓迎なんだが・・・。

  • 新規購入ではなく、積読状態だったもの。
    購入詳細不明。
    2013/6/24〜6/29

    10年ものの積読本。読もう読もうと思っていたが、10冊の大シリーズであるので、躊躇して積んでいるうちに、伴野さんが亡くなってしまい、最後の伴野作品となってしまったので、読み惜しみをしていた。随分前に吉川版を読んでいるが、そこは伴野さん。呉に焦点をあて、情報戦を中心に三国志の世界を描き直す。一巻は孫堅が主役。このあと、どんな世界に連れて行ってくれるだろうか。楽しみである。

  • 呉を主軸として書かれた三国史もの。よく呉書を引用している割にはオリキャラが多くテンポが悪い。

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著者プロフィール

1936年生。小説家。『五十万年の死角』で江戸川乱歩賞。『傷ついた野獣』など。2004年没。

「2021年 『カチカチ山殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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