ネバーランド (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 10474
レビュー : 1185
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475777

感想・レビュー・書評

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  • 恩田陸は、「青に捧げる悪夢」に入っていた短編に続いて2作目。
    ギムナジウムっぽい話。
    わりとおもしろかった。

  • 青春というにはホラーの雰囲気。
    恩田陸らしい小説。みんな影で何か抱えているんだろうなと思う。少しずつ明らかになっていく過去とそれを乗り越えていく人と乗り越えていけない人がいて。それがすごくリアルだった。でも、前に進んでいくしかない。

  • 2017.12.23(土)¥200+税。
    2018.2.5(月)。

  •  この本を原作としたドラマを観たことをきっかけとして興味を持ち、購入して読みました。正直なところ、内容をあまり覚えていません。ドラマのことなのか本のことなのか判断がつかないところがあります。なので、ここでは個人的な思い出を書こうと思います。

     ドラマ自体も数回しか観なかったのですが、ちょうど初めて放送していたのが生徒役のひとりを演じるV6の三宅健とその母親役を演じる高島礼子の怪しい関係について描かれていた回でした。
     そういうこともあり記憶に残っているのはその関係と「いつか自立した時に、あの女にその日までかかったお金を突きつけてやる」といったようなセリフです。もしかするとそうしたあまり多くの人に理解されない目標を持って生きる人がこの世界にもいるのかもしれない、とその時は強く印象に残りました。

     すっきりとした読後感のためか読んだ後は不思議と再読しようという気も起こらなくて、しばらく手元に置いていましたが、そのうちブックオフに持って行きました。値段がつくこともありませんでしたが、手元にあってもどうしようもないので引き取ってもらいました。それから少し経った頃にその店を訪れると、自分が持っていったと思われる本ともう一冊の「ネバーランド」が2冊そろって売られていたのがちょっとした思い出です(笑)。

     そのためかこの本を思い出すとき、ドラマのあの蒸し暑そうな夏の学生寮と本の裏についた値札を思い出してしまいます。

  • ご本人もあとがきに書いていたけど、熱のある作品。ドロドロした重たいものがありつつ、どこか爽やかな。少女ではなく、少年が主人公だからこそ成り立つ空気感。

  • この4人好きです。別に特別なことしてなくて、飲んで食べて喋ってるだけなんだけど、いいなーこの雰囲気!って思う。(2007年8月29日)

  • 主人公の感覚が良い意味ですごく一般的だったので、登場人物への描写が馴染みやすく、入り込みやすい作品だったと思います。
    冬休みを寮に残り過ごす4人の男子高生の話なのですが、それぞれの過去の話を知っていく内に深まる絆の温度感がとても分かりやすく、展開も気持ちよく進んでいくので、一気に読めました。
    きらきらとした青春感を、それぞれの抱える重めな事情がより一層際立たせていて、爽やかなのに心の奥をぎゅっと掴まれる様な読み応えがありました。

  • 想い出モラトリアム

  • 少年と大人の狭間の4人の物語。
    それぞれが個性的で才能に溢れて美しい容姿も備え(統は?)年末年始の誰もいなくなった寮での生活の中でお互いの本音や告白で絆が深まっていく。光浩が推しメンかな。

  • 前半のおどろおどろしさと後半の爽やかさ。著者自身が後書きで述べるように、なんだか途中で雰囲気がガラッと変わります。作品の作り方としては良い方法とは言えないでしょう。
    しかし、後半があって救われたともいえます。それが無ければ、単にオドロオドロしい話だけに終わったのかも知れません。
    恩田さん。どうも子供に付き合って見ていたNHKの「6番目の小夜子」のイメージが強すぎて、これまで手を出していなかったのですが、もう少し読んでみようかな。そんな気にさせる一冊でした。

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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