ネバーランド (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 10480
レビュー : 1186
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475777

感想・レビュー・書評

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  • 青春らしい、酸っぱい思い出もあり、爽やかもある物語だった。男子校の寮生活で起こった奇妙な物語、人に言えない秘密の謎を紐解く。思春期特有の心情から見える葛藤などもありながら、お互いに思いやる気持ちを持ち、相手がどう思うのかを常に考えながら行動すること、場の空気を読むこと、人付き合いにおいて大事なことをくみ取りながら行動することの大切さを感じた。人付き合いの難しさも感じる。男同士の熱い友情が見られたのが良い、高校卒業し、更に成長した4人の再会に期待したい読後。

  • 市原隼人
    尾上松也
    伊野尾慧
    古川雄輝

    年齢はともかく、この四人のイメージで終始物語は進みました!

    女子はやっぱりこうはいかないだろうなぁ。。
    つきあい方が気持ちがいい。
    すかされたところもなくはなかったけれど、飽きずにスピードよく読ませてくれます!

  • みんなそれぞれの心の中にある告白。 見かけだけじゃその人がなにを考えていて、どんな深い闇を抱えているかなんてわからないよね。いつも、笑顔でいる人ほど、闇が深い時もある。人は興味本位で他人の話を聞くけど、それがとても深い闇だったら引いちゃう。そしてまた傷つく。その繰り返し。 大人だって結局は大人って名前だけで、子供と全然変わらないのにな。

  • ーーー
    舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが規制していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇が始まる。そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけに起きる事件。日を追うごとに深まる「謎」。やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。

  • とりたててドラマティックな展開はないけど、読ませるのは作家の力量やね。少年たちの世界がいいね。

  • 青春真っ只中!なんか甘酸っぱい気持ちになるー学生の頃読んで、キリンレモンの下りに笑ったー。分かりやすい、その表現!

  • 自分の高校時代を思い出しながら読んだ。この作者の青春モノはやっぱり好き。

  • ノスタルジックな雰囲気漂う男子高校生達の青春グラフティ。年末に帰省しなかった彼らが寮で共に過ごすうちに秘密や悩みを共有し、打ち解けあって行く模様が描かれます。スタンドバイミー風味?

    女性作者から見た男の子達の友情の理想系を想像し、作品として創造したものと思われます。このため、登場人物4人ともどこか浮世離れした印象を受けました。登場人物に違和感があったため、最初は、この話は大人になった彼らの死後に思い出の場所である高校の寮に集まり、話が展開している、つまり全員幽霊設定かと想像してました。

    全員が酒好きで普段から飲みなれてる設定と、物語中毎晩のように酒盛りシーンがあり、みんながみんな呑んだくれの中年オヤジのような状況は、ちょっとあり得ないなぁという感想。酒やタバコに興味を持つ年頃ではあるが、そういうキャラは誰か1人とかにしておいた方が味付けとして良かったのではと感じた。

  • うーん、たしかにキレイ過ぎるかもwww(作家本人談どおり)
    でも面白くて一気読み。
    ヒリヒリに美少年は欠かせませんw
    寛司もいいけど、光浩でしょ、やっぱ♡
    もっと、ドロドロして欲しかったなぁ~~www

  • 青臭いけど男同志の青春ものは大好物だ。男に生まれて良かったとその都度思う。偏見かもしれないが、女性だと違う話になるような気がする。バカでスケべで懲りない男だからの関係っていうのがあると思う。統と光浩が女性同士だったら、友達になるのかな?美国、寛司、光浩、統の4人が松籟館という寮で繰り広げる1週間の話だ、しかも酒盛りがほとんど。それぞれが抱える問題を何とか笑い飛ばしていく彼らが愛おしい。男だけど抱きしめたくなる、ちょっと寛司の気持ちが分かる(笑)。美国が冬休みが終わる前に紘子に会いに行こうと決めたのが嬉しかったな。4人がそれぞれ一歩踏み出していくことを最後に象徴してるみたいで。そう言えば、「ネバーランド」ってタイトルをあまり気にしていなかったけど、読み終えたらしっくりきた。

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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