ネバーランド (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 10527
レビュー : 1189
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475777

感想・レビュー・書評

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  • 冬休み中居残りを決めた男子寮の4人が過ごした7日間を描く青春グラフィティ。あらすじに惹かれナツイチの一冊でもあったことから購入。
    読後感は割と良かった。少年たちがどんな大人に成長するか楽しみだ。何十年後かに再会したら、あの時ああだったなあって当時に戻ったような雰囲気で語り合う4人が自然と浮かんできた。
    高校生の時読めばもっといろいろと感じ取れたのかな。

  • 2017/8/17

  • 高校生の冬休みという限られ時間の、寮という閉じられた空間での出来事。普段は大勢の生徒がいるので個々の付き合いが薄まっているのに、4人だけで過ごす時間は普段のバランスを崩すが、人には言えない悩みを告白することを通じて、より関係を深めていく。
    全体的には温かい雰囲気で話は進むが、寮生活を通じて傷つけあうこともあるのに、その傷を翌日にはなかったかのように振る舞う姿はクール過ぎて違和感がある。寮生活や高校時代の友人関係の良さはうらやましいくらい伝わってくる。

  • 青春らしい、酸っぱい思い出もあり、爽やかもある物語だった。男子校の寮生活で起こった奇妙な物語、人に言えない秘密の謎を紐解く。思春期特有の心情から見える葛藤などもありながら、お互いに思いやる気持ちを持ち、相手がどう思うのかを常に考えながら行動すること、場の空気を読むこと、人付き合いにおいて大事なことをくみ取りながら行動することの大切さを感じた。人付き合いの難しさも感じる。男同士の熱い友情が見られたのが良い、高校卒業し、更に成長した4人の再会に期待したい読後。

  • 市原隼人
    尾上松也
    伊野尾慧
    古川雄輝

    年齢はともかく、この四人のイメージで終始物語は進みました!

    女子はやっぱりこうはいかないだろうなぁ。。
    つきあい方が気持ちがいい。
    すかされたところもなくはなかったけれど、飽きずにスピードよく読ませてくれます!

  • みんなそれぞれの心の中にある告白。 見かけだけじゃその人がなにを考えていて、どんな深い闇を抱えているかなんてわからないよね。いつも、笑顔でいる人ほど、闇が深い時もある。人は興味本位で他人の話を聞くけど、それがとても深い闇だったら引いちゃう。そしてまた傷つく。その繰り返し。 大人だって結局は大人って名前だけで、子供と全然変わらないのにな。

  • ーーー
    舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが規制していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇が始まる。そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけに起きる事件。日を追うごとに深まる「謎」。やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。

  • とりたててドラマティックな展開はないけど、読ませるのは作家の力量やね。少年たちの世界がいいね。

  • 青春真っ只中!なんか甘酸っぱい気持ちになるー学生の頃読んで、キリンレモンの下りに笑ったー。分かりやすい、その表現!

  • 自分の高校時代を思い出しながら読んだ。この作者の青春モノはやっぱり好き。

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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