ネバーランド (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 10475
レビュー : 1185
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475777

作品紹介・あらすじ

舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけに起きる事件。日を追うごとに深まる「謎」。やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。

感想・レビュー・書評

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  • クリスマスイブの「告白ゲーム」から始まった
    4人の抱えている悩みが少しずつ剥がされていく描写は、
    少し不気味で怖さを感じましたが、そこから少しずつ松籟館での生活が面白く、楽しくなってきて、作品の世界観にハマっていきました。
    特に光浩の壮絶な過去には、ページをめくるのが止まらなかったです。
    高校生なのに夜な夜なお酒を飲んで、酔っ払って、、という場面が何度もあって印象に残っていますが、その何気ない毎日が4人の絆を強くしていた感じがしました。

  • 生まれ変わったら偏差値高い寮制男子校に入ってみたい

  • 冬休みに男子校の寮で生活するそれぞれ悩み事抱えた4人組。初め不気味な感じで怖さを感じなから読んでいましたが、4人が悩みを話ながら打ち解けていくにつれほんわかした内容に…持つべきものは友って感じの読後感のいい作品でした。

  • 恩田さんは青春を描くのが上手いな…
    恩田さんの本を読んでいると中学生くらいに戻りたいなと思わされてしまいます

    本当に繊細な思春期を描くのが上手い…
    毎回青春時代にタイムスリップさせてもらってます_φ(・_・

    ★4.1 2019/5/20

  • 出てくる男の子たちはそれぞれ背負っているものがあるけど、普段は見せることなく何気なく生活してる。それが冬休み中の寮でどんどん剥がれていって…。
    と書くと嫌な雰囲気だけど、最後は清々しく読み終えられた。

    実際の高校生男子がこんな感じか分かんないけど、ここに出てくる男の子たちってみんな素直で綺麗だなぁ。

  • 高校の冬休み、寮に住む生徒たちはそれぞれ故郷に帰省していくなか3人の男子生徒はそれぞれの抱える理由で寮で冬休みを過ごすことに、そこにもう1人が加わり自らの秘密を告白するところから始まる1週間。
    ここに出てくるほどの秘密とはいかないまでも誰しも人には簡単に言えない色々なものを抱えながらこの微妙な年頃を過ごしていくのだと思う。
    4人それぞれの秘密の重さが相当なものなのに、ラストでみんなの未来が明るいであろうことを想像できる描かれ方は好き、そして1週間で変わったみんなの繋がりの強さもすごくよかった。

  • 初めて読んだ恩田さんの本がネバーランドで良かったと思えた。たしかに滅多に無いようなエピソードがあるもののそれを包み込める暖かい少年達の気概が好き。最初から最後まで愛が詰まった文章だった。

  • 魅力的な高校生たち。
    ミステリアスな男子寮という舞台。
    先が気になってしょうがない展開。
    楽しく読めました。

  • 恥ずかしながら初恩田陸作品読了
    映画スタンドバイミーを思い出しました。

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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