ネバーランド (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.65
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本棚登録 : 10474
レビュー : 1185
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475777

感想・レビュー・書評

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  • 四人の男子高校生が長期休暇を宿舎で過ごし、少しずつそれぞれの闇が明かされていく話。
    なんというか、みんな考えが大人っぽすぎてリアリティは感じにくかったです。作者の理想の男子学生像を詰め込んだような…。ちょっとだけミステリー要素もありますが、そこも種明かしが拍子抜けでした。設定と雰囲気を楽しむ作品です。

  • ノスタルジックな雰囲気漂う男子高校生達の青春グラフティ。年末に帰省しなかった彼らが寮で共に過ごすうちに秘密や悩みを共有し、打ち解けあって行く模様が描かれます。スタンドバイミー風味?

    女性作者から見た男の子達の友情の理想系を想像し、作品として創造したものと思われます。このため、登場人物4人ともどこか浮世離れした印象を受けました。登場人物に違和感があったため、最初は、この話は大人になった彼らの死後に思い出の場所である高校の寮に集まり、話が展開している、つまり全員幽霊設定かと想像してました。

    全員が酒好きで普段から飲みなれてる設定と、物語中毎晩のように酒盛りシーンがあり、みんながみんな呑んだくれの中年オヤジのような状況は、ちょっとあり得ないなぁという感想。酒やタバコに興味を持つ年頃ではあるが、そういうキャラは誰か1人とかにしておいた方が味付けとして良かったのではと感じた。

  • 伝統ある男子校の寮で,正月の帰省をせずに,寮で年を越す4人の男子高校生を描いた作品。4人の男子高校生が,ゲームなどを通じ,悲惨な告白をするという筋書き。
    語り手の菱川美国は,子供の頃,父の愛人に誘拐されたという告白をし,そのトラウマから,付き合っていた女子高生を振る。篠原寛司という少年は,両親が離婚調停中であり,どちらの親に付いていくかを迫られるのを避けようとしている。依田光浩という少年の告白が一番悲惨で,自分の母は妾であり,父親と母親が自殺し,父の本妻に半ば脅される形で肉体関係を持ったという告白をする。瀬戸統は,自分の母がクリスチャンでありながら,自分の目の前で自殺したという告白を行う。最後は,瀬戸統が,父の仕事の関係でアメリカに旅立つというところで終わるのだが,正直,何が面白いのか分からなかった。ミステリ以外の小説はあまり読まないのだが,ミステリ以外の小説は,こういう小説があるので困る。4人の男子高校生の悲惨な告白を読んでも,面白くないよな…。女性が読んだらそれなりに面白いのだろうか…。★2で。

  • ざっくり言うとどろどろしたものを抱えた高校生たちの話だが、きれいごとばっかで素っ気なく、主人公の心情描写が高校生のそれとはかけ離れていてリアリティーがなかった

  • ちょっと昔の話。

    ままにならない男子学生がそれぞれの事情と葛藤のなかで、時間をもて余す休暇を過ごす。

    青春と時は時間が余ると考えに耽っちゃうよね。
    でも育ちの良い子は静かに考えたりするのかしら?

  • あらすじみて面白そうと思い読み始めたけど話が重かった。あんまり私には合わなかったかな。

  • 再読
    男子校の学生寮が舞台

  • 2013年9月

  • 自分では絶対に買わない本だけど、友だちがくれたので読んだ。読者が「読まなきゃよかった」と思うくらいつらい境遇の人間を書くのは辛くないだろうか。たまに人生ってそういうことが起きるのかもしれないし、誰にでもそういうことが起こる可能性があるのかもしれないけどあまりにもねぇ。面白いところもあるんだけど、全体的に読んでてつらかった。青春てつらくないとだめなのか。

  • 男子寮で帰省しなかった4人が暗い暴露をする

著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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