娼年 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.43
  • (596)
  • (1038)
  • (2402)
  • (271)
  • (51)
本棚登録 : 8916
レビュー : 1114
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087476941

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「人間は探しているものしか見つけない」

    5年以上前に友人に借りて、タイトルや作者は忘れていたけれどその内容は色濃く私に刻まれた。大人になって読み直すことができて本当によかった。

    様々な女性が登場する。そして様々な生き方、性の形を目にすることになる。見ようによっては滑稽に映るかもしれない。しかし主人公は女性達の美しさを見つめ、受け止めていく。

  • 快楽の多様性を探求する姿が少年のようだった。その探究心はリョウの非日常を日常へと変えるきっかけとなっている。

  • かなり好きです。
    この主人公あとがきでも触れられていましたが、決して相手の女性を悪く言わないんです。また、作者の引き出しの多さにも驚かされました。

  • 【内容】

    恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過ごしていたリョウ、二十歳。
    だが、バイト先のバーにあらわれた、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香から誘われ、とまどいながらも「娼夫」の仕事をはじめる。
    やがてリョウは、さまざまな女性のなかにひそむ、欲望の不思議に魅せられていく…。
    いくつものベッドで過ごした、ひと夏の光と影を鮮烈に描きだす、長編恋愛小説。

    アマゾンより

  • そんなにエロくもなく期待はずれ(笑)。出てくる人物がどうも嘘くさい。最後も「?」。・・・・正直つまらなかった。この作家ってそんなに売れてるのなぜだろう。

  • 鬱々と過ごしていた少年が娼婦として働く、20の夏の物語。
    女体の艶やかな表現や、多様な欲望が描かれる。

    登場人物が発する言葉と感じている心中のギャップであったり、娼婦として夏の日々を駆け抜ける描写が印象的。

    読み方が難しい本だった、人によって感想がめちゃくちゃ分かれそう。

  • 和田裕美さん紹介本の中から、ちょっと特異な本を選出。
    よこしまな気持ちで読む。。

    なんて内容でしょうか!

    主人公の森中 領(もりなか りょう→リョウ)くん、
    クールで冷淡な感情は、やや感情移入するも、

    男ならだれでもちょっとは、あこがれる様々な体験に
    うらやましいやら、尊敬するやら。。。

    リョウの心の旅は、興味深く、いっきに読み進めてしまう。
    それにしても、読む場所には注意!

    最後の結末は、予想に反して(?)だったけど、
    あれが、石田衣良さんのやさしさなんだろうな。

    ちょっと、ホッとした自分がいた。
    素敵な本に出合えて良かった!

    とても楽しいかったです。

  • 正直引いてしまう描写もあり
    でも全体を通し厭らしくない表現
    売春は悪というイメージがあるがこの作品には毒を感じなかった
    でも主人公の最後の決断にはちょっと考えさせられた

  • この人の作品はやたらキレイな描写でキザめにまとめることが多い。けど、実際そんなキレイなはずはないよね。

  • 2001年、第126回直木賞候補作品

    2015.09.17 読書開始
    2015.11.13 読了

  • なにかもっと展開が欲しかった。単調な展開で、先も予想できる。

  • 男が売春する話と聞いてもっとドロドロした内容かと勝手に思ってたら案外さらっとしていて拍子抜けした

  • 姫野カオルコ女史の解説を読むと、
    なるほどねぇ。
    って…。

    言い得てるんだけど。
    なにかもう少し何か感じたような。
    ただ単にエロ!?
    どぉだろ…

    ん~~。でも微妙に面白くない…。

  • 【状態】
    展示中

    ++1

  • 初めての石田さんの本でした。
    男性のセックス像が見れたような気がします。
    傍観気味の主人公に大丈夫かよと思いつつ読んでました。淡々としすぎててもっと悩んで欲しかったので、良さが分からず★2

  • 配置場所:広呉文庫本
    資料ID:93086336
    請求記号:080||I

  • サクサク読めるが、何だか全部が軽すぎる、、もっと人間て複雑で深いものだと思うけど…。セックス描写は詳細で面白いけと、石田衣良さんの顔が浮かんできちゃつてなんだかな。

  • らしからぬ後味の悪さ。
    ちょっと趣向を変えたかったのかもしれないけど、らしさが消えてるのはちょっと残念。

  • 早々と挫折・・・。私には理解不可能。

  • 話はいくらでも美しくできる。
    もしわたしがメグミの立場であったら、やはり同じことを言っていたし同じことをしていただろう。或いは関わらないか。
    けれどもわたしはメグミが大嫌いだし、リョウにはその仕事をいつまでも続けてほしいと願っている。

    話は美化できる。汚いものは美しくなり、正しいものが鬱陶しくなる。
    美しい魂の行為と言う表現をすればセックスだって美しい。

全1114件中 181 - 200件を表示

著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

娼年 (集英社文庫)のその他の作品

娼年 Audible版 娼年 石田衣良
娼年 単行本 娼年 石田衣良

石田衣良の作品

ツイートする