娼年 (集英社文庫)

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  • 集英社
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レビュー : 1118
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087476941

感想・レビュー・書評

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  • 女性とセックスするビジネスをと押して、主人公が人間について、愛について感じる話

    と簡単にまとめてみたけれど
    様々な人間模様がえがかれていてアングラ世界だけれどなんだか暗くない。

    さらりとした読後感がするのはなぜなのか。ふしぎ

  • 官能的でありつつもどこか切ない感を見事に描く、石田衣良は凄い。ストーリーもオチも美しい。

  • こんな世界も石田衣良さんにかかると、神聖さすら感じる。
    普段、自分の価値観だけで推し測ってる事に反省したり…それが狙いの作品ではないはずやけど

  • いろんなセックス描写があり、ほほう、とおもしろ半分で読み進めていったけど、読み終わったあとなんとなく清々しい気分になった。自分に素直に生きるっていいなと思う。

  • 整頓された状況説明と台詞の独特のリズムに
    調子が狂いそうになった。
    ありそうで、ないような、そんな話。
    性というテーマが特徴的だったけれど
    なんというか雨のような鬱陶しさはなくサラリと読めた文章と話だった。
    嫌と思わせない言葉遣いが余計にその「サラリ」を印象付けた。

    淡々と進んでゆくストーリーは
    日常や人生というものを想起させる。
    成長過程を描いていくような話なのかと思ったけれど
    ただそれだけではなかったように思える。

  • 主人公を通して、女性の性の複雑さやバラエティを実感。
    心の奥に溜めた・秘めた言葉にならない何か、というものへの静かな優しさ、気遣いを感じる一冊でした。

  • 娼婦業に足を踏み入れた少年のお話。

    まぁ確かに官能的なシーンは多いんですが、
    それよりも内面や人間の本能・本質が描かれていておもしろい。

    ノーマルな人間なんてこれっぽっちしかいないんだ。

  • こんなに美しい小説を読んだことがない。というくらい、美しい。

    エッチな表現もあるけど、どろっとしていなくて綺麗。

    23歳のとき読んだら、「なんだかエッチな話」という印象しかなかった(ごめん;)のに、30歳になって読んだら、えらく感動した。
    友達にもおすすめした。

    色んな欲望があって、それを解消できるなら、その手段を使っていいと思う。

  • 主人校が年齢とか嗜癖とかの変数に囚われずに、ひとりひとりの女性たちと向き合っていくさまが、素敵だなって思った。

  • すごくぶっ飛んだ世界のように思えましたが、読んでみると、身近なのかもしれないという錯覚が起きるほどでした。

    性的なつながりだけではない何かを見つけていく主人公の日々が、とても綺麗にさえ思えます。

  • とても惹かれた。どんな女性に対しても、受容し、魅力を見い出す。本来なら汚らわしい事でも、そうは感じさせない。読み終わった時には、何とも言えない感情になった。とても魅力的な作品。石田衣良さんの作品は今回が初めてですが、他の作品を読むのがとても楽しみになりました。

  • 男性の娼夫のお話。
    すごく刺激的な内容なのに読みやすく、
    読後感がこんなに清々しいのは
    石田さんの全ての女性に対する優しい目線からくるのかもしれない。

    それにしても人間の欲望の多様さには驚かされた。

  • 石田衣良さんの本は久しぶりに読んだ。池袋ウェストゲートパークとか書いてた人だよね。タイトルからして「そーゆー内容なんだろうなぁ」と思ったけど、まぁその通り。当方は女ですが、これだけ様々な女性の欲を、主人公の目を通して覗かせてもらった心地です。読みやすいし、わかりやすい。

  • 本好きの友人が押しなべてお勧めしてくれてた本

    石田さんって男性だよねと思うくらい
    細かく繊細に書かれていた
    文字が画像になって上がってくる感覚を味わえる本だ

    そして
    愛の形は無限大

  • エッチ

  • これは高校のときに初めて読んで、
    ただ凄いなあー描写も凄いなあー
    ってくらいにしか思わんかったけど
    また最近読んで見たら
    凄いわかると言うか…
    同じ大学生として単調な毎日はつまんないし、
    色々飽きちゃったりして。
    こういう仕事したいとは思わんけど、
    世間どうこうやなくて
    自分にとってこれは、
    というものを見つけたいな
    って凄い思ったなー…

    石田衣良さんらしく
    ほんと読みやすい。
    夏に読むと妙にすっきりする。
    次回読むとき自分が何を思うのかが楽しみな一冊。

  • 石田衣良さんの本を初めて読んだけど表現がすごく綺麗な作家だと思った。
    話は予想外の連続で、面白くて次々読めてしまうし、ほんとにこんな世界もあるのかなとか、こんな人がいたらビックリやけど、いてもおかしくないんだよなと思ってきた。
    自分の知らない世界を見たようで、物語の世界に引き込まれて、現実世界で起きる悩みなどがすごく平凡なものに見えた。
    描写の美しさが本当にすべてを引き立てていると思った。このひとの本は他も色々読んでみたい。

  • これを読んだのは中学生のとき。
    石田衣良好きの友達に借りて。

    だいぶ前に読んだのにはっきりと内容を覚えているくらい、
    印象深い一冊。

    官能小説とは、一言で言いまとめられない世界観。

  • 初めての石田衣良作品。
    なんだろう、率直に、この人本当に男?と思いました。
    セックスの描写がとても綺麗です。
    女の人よりも女っぽい文章を書くなぁと。
    女性について、性について
    こんなに考えられる20そこそこの男性がいたらすごいですね。

  • 五点つけるのも躊躇われるけれど。笑
    大学生の夏に読んで、衝撃を受けました。色んな意味で印象的。そして石田衣良さんの小説の中ではいちばん綺麗で正直で好きです。

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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