暗黒童話 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 8719
レビュー : 800
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087476958

感想・レビュー・書評

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  •  独特の不気味な世界感が味わい深い作品です
     本格的なミステリィですが、ファンタジィな味付けもあり、
     非常に楽しく読めます
     
     記憶をなくし、何事にも臆病になってしまった「私」が、
     頼りない自分を叱咤し懸命に進もうとする様は、
     とても胸が熱くなりました
     
     ミステリィとしてもファンタジィとしても、
     人間ドラマとしても、とても面白い作品だと思います

  • グロい、怖い。
    ミステリーだったけどグロすぎるのでもう十分です。

  • 20100925読了
    グロい。ぐだぐだ。登場人物がみな薄っぺらい。ありがちな展開。最後まで読んだ上で言うと、よほどの乙一ファンでもなければ読む価値はないと思われる。

  • 【ネタバレ注意】

    目をはめると前の持ち主の記憶が見える。

    両目を失った少女に記憶の宿った目玉を運ぶ鴉のお話「暗黒童話」と
    左目の移植手術を受けて左目の記憶を見るようになった少女が左目の持ち主が成し遂げられなかった事を成し遂げる。
    そんなお話。

    終わりはもっと酷いかと思ったけどハッピーエンドだね!
    酷くて良かったんだけど…(ボソッ

    死んでも効果が残るんですね…
    花はどうやれば死ぬんでしょうか…?

  • 面白いかと匂わせておいて、子どもだましそのものの退屈さ。

  • 面白かったけれど、めちゃくちゃえぐかった。犯人や主人公の設定は大好きだけれど、「アイのメモリー」が怖い。純粋な動機ゆえに悪と思っていない悪。
    けれどオチは、よかった。私には忍耐ってやつがかけているので、ちょっと「記憶」を見習いたい。

  • グロが7割、ミステリが3割くらい? と思えるくらいにグロ表現が出てくる。
    乙一らしいといえばらしい。
    主人公が記憶を無くして、移植された目の記憶を元にっていう展開は面白かった。

  • ホラーがあまり得意といえないので、こころが元気で日が高い時間に本を読むチャンスがあれば読んでみよう…と思って、他の乙一さんの本と違いずーっと積ん読されていました。やっと読んだ。一気読みしました。
    不思議だけど、なんだかあたたかい気持ちになってしまった自分がこわい。

  • 後味が悪すぎて途中から全然頭に入ってこなかった…。
    ホラー系は得意なんだけど、ホラーとグロは全然違うから、グロ系は向いてないんだと気付きました。
    後味が悪いのに読み進めていく背徳感が割と好きだったりする。笑

  • 記憶を失った「私」の語りが好きで、何度も読んでいる。

    『箱庭図書館』や『失われる物語』のような、透明感のある、物悲しい雰囲気の話を期待して読むと、作中の童話や事件のグロテスクな描写に驚くかもしれない。それらと『GOTH』の中間辺りに感じた。
    ホラーだけではなく長編ミステリとしての歯ごたえもあり、時間を置いて再読すると、また違ったスリルが楽しめた。

    『記憶が蘇ったら、同じように、今の自分も忘れていくのだろうか。今、こうして悩んでいる自分がいたのだという意識が、薄れていくのだろうか。』

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著者プロフィール

乙一(おついち)
1978年福岡県生まれ。山白朝子(やましろ あさこ)、中田永一(なかた えいいち)の別名義で執筆する小説や、安達寛高(あだち ひろたか)という本名名義で脚本を記すこともある。
1996年に『夏と花火と私の死体』で、第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。
2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。2012年、『くちびるに歌を』(中田永一名義)で第61回小学館児童出版文化賞。
代表作として、映画化もされた本屋大賞ノミネート作『くちびるに歌を』のほか、『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『失はれる物語』などがある。作品の多くが漫画化、映画化された。

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