暗黒童話 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 8718
レビュー : 800
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087476958

感想・レビュー・書評

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  • 後味が悪すぎて途中から全然頭に入ってこなかった…。
    ホラー系は得意なんだけど、ホラーとグロは全然違うから、グロ系は向いてないんだと気付きました。
    後味が悪いのに読み進めていく背徳感が割と好きだったりする。笑

  • 暗黒童話って言うかどうでもいいわ

  • 乙一さんの作品は「夏と花火と‥」以来、読むのは2作目なんですがやっぱりイマイチでした。
    文章は稚拙だし、物語には深みはないし、この作品もデビュー間際の作品らしいんで最近の作品を読んだらそんなことないのかなぁ。
    とりあえず自分には合わないみたいなのでよっぽどのことがなければ次に読むことはないと思います。

  • 左目をなくして移植手術をした少女が見た、左目の記憶。

  • 本の話の前に映画『ムカデ人間』(2009)の話を。若い女性ふたりがドイツを旅行中にレンタカーがパンク。助けを求めたのが森の中の一軒家に住む外科医で、知らぬ間に睡眠薬を飲まされて、目が覚めると地下室のベッドに拘束状態。外科医は人間を拉致しては、それぞれの肛門と口を繋ぎ合わせて“ムカデ人間”を作る実験をしていた……という、書いているだけでテンションが下がりそうな作品です。

    『暗いところで待ち合わせ』(2006)や『きみにしか聞こえない』(2007)の原作者で、アニメ作品『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』(2009)の脚本も担当した乙一は、グロな著作のイメージが私にはまったくなかったため、『暗黒童話』を手に取ってしまったのですが、涙目。

    おもしろかったんです、凄く。ただ、これがまるで“ムカデ人間”。森の中の一軒家に行方不明になった人間が囚われていて、体の各部位を繋がれているんです。みんな意識ははっきりしているから、口々に喋る。そして、仲よしこよし。この異様な光景が発見されたときの描写は思い出したくもありません。

  • 出だしが好み
    けれど、現実離れした箇所がありそこが気になる人は向かないかなと。

    個人的には好きな方
    けれど、ラストがちょっと物足りない

    まさかのあの人には驚かされたけど
    もう少し伏せんとか欲しかったかなー

  • 正直ちょっとダラダラしてて途中で飽きてしまいました。なんというか色々と現実味がなくてツッコミどころ満載という印象です。鴉の童話と本編の絡みもイマイチだな〜と思ってしまいました。
    グロテスクな表現があるということでどういう方向のグロテスクなんだろうと構えていましたが、「残酷」とか「猟奇的」なグロテスクと言いましょうか…。手術とか人体実験という言葉から感じる怖さに似た感じです。私は割と平気でした。
    残酷で現実離れした悍ましい犯人にも一瞬だけ人間らしい感情を覗かせる瞬間があり、それがとても切なくて残酷です。乙一さんのこういう微妙な表現は本当に秀逸です。
    ただ今まで読んだ乙一作品の中では正直あまり好きじゃない方の部類でした。

  • カラスの童話は好き。
    違和感は違和感で正しかったのだと後でわかるのも好き。
    目玉の記憶というのも好き。
    だけどなんか違うなぁ……痛みがないから変なのかなぁ。
    痛みの描写は強烈な恐怖になるのだと思うのだけど、犯人は殺せないし、痛みも与えられない。
    そして被害者には恐怖もない。
    内蔵が飛び出ようが、ひっくり返されようが工作されようが痛みがないならピント来ない。
    残酷だとはわかるのだけども。
    という感じで何か違ったのかな。
    動物実験でマウスの背中から人間の耳を生やして喜んでいる人間の方が怖いわ。
    前半の孤独はとても悲しくて、役目を終えたかのように切り捨てられるのも悲しい。

  • 健気なカラスの話は評価できるけど、救いがない。
    というか全体的にグロいしエグいし盛り上がりがない。と思う。

  •  ①挿入童話の目の無い者(見えない者)の為に他者から眼球を取ってくる
     ②移植臓器に記憶メモリーがある
     個人的に読んだ中で思いついたのは、①はうしおととら、②はAngel Heart、たぶん他の作品でもあるような設定だと思われるので新鮮味は無かった。
     ミスリードは上手だったが、作者の特徴の伏線(分かり難すぎるもの含めて)がたいして機能してなかった、というかそもそも無かった ような気がする。

著者プロフィール

乙一(おついち)
1978年福岡県生まれ。山白朝子(やましろ あさこ)、中田永一(なかた えいいち)の別名義で執筆する小説や、安達寛高(あだち ひろたか)という本名名義で脚本を記すこともある。
1996年に『夏と花火と私の死体』で、第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。
2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。2012年、『くちびるに歌を』(中田永一名義)で第61回小学館児童出版文化賞。
代表作として、映画化もされた本屋大賞ノミネート作『くちびるに歌を』のほか、『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『失はれる物語』などがある。作品の多くが漫画化、映画化された。

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