おいしいコーヒーのいれ方 (6) 遠い背中 (集英社文庫)

著者 :
制作 : 志田 光郷 
  • 集英社
3.45
  • (161)
  • (243)
  • (725)
  • (32)
  • (4)
本棚登録 : 2544
レビュー : 134
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477054

作品紹介・あらすじ

花村の叔母夫婦がついにロンドンから戻ってくる。勝利はかれんとふたりだけになれる場所を確保するために、周囲を説得して、ひとり暮らしを決意する。男としての強さ、優しさに、磨きをかけるためにも。なのにかれんは近いようで遠くて。ふたりの甘く切ない恋の行方が、ますます気になる人気シリーズ第6弾。かれんの実兄「風見鶏」のマスターのエピソードも収録。

感想・レビュー・書評

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  • 勝利とかれん、頑張れと応援しながら毎号読んでる

  • やっと6巻!

    勝利がついに一人暮らしを始めましたね。
    これから2人がどうなるのか非常に気になります…
    雲行きが怪しくて心がもやもやする感じ。

    今回は季節の変化がちょっぴりだったけど登場人物一人一人が成長してるなーって。
    なんと言っても丈が大人になった!
    勝利とかれんへのさりげない気遣いとか。
    パンダのトースターはここで出てくるのね。
    2人の友情(家族愛?)に感動しました!

    胸の奥にこれほど激しく渦巻いているものを、そのまんま彼女に伝えられる言葉が見つからない。本気で恋したことのあるやつならきっと、誰もが同じくらい激しい想いを抱いて、そのたびに同じようなもどかしさを味わい続けてきたはずなのに、どうして今に至るまでこの感情を正しく言い表す言葉が生まれなかったんだろう。不思議でたまらない。


    WHAT A WONDERFUL WORLD
    マスター視点のサイドストーリー。
    マスターかっこいい!
    マスターとかれんの過去が気になっていたので大満足!
    いつもポーカーフェイスな マスターも由里子さんには弱いんだね。ふふ。

    自分の手の中にある幸福に気づかないでいる限り、人はいつまでたっても不幸なままだ。

  • 2019/3/28~3/28

    花村の叔母夫婦がついにロンドンから戻ってくる。勝利はかれんとふたりだけになれる場所を確保するために、周囲を説得して、ひとり暮らしを決意する。男としての強さ、優しさに、磨きをかけるためにも。なのにかれんは近いようで遠くて。ふたりの甘く切ない恋の行方が、ますます気になる人気シリーズ第6弾。かれんの実兄「風見鶏」のマスターのエピソードも収録。

  • 面白かった

  • かれんと丈の両親が帰ってくることになりますが、勝利は父と明子の家にはもどらず、一人暮らしをする決意をします。それは、かれんにふさわしい男になりたいという彼自身の強い意思によるもので、そうした彼の気持ちを知った父や明子、かれんや丈たちも、応援をしてくれることになります。

    なお巻末には、風見鶏のマスターの視点から、勝利とかれんの恋を見た短編が収録されています。

  • 図書館

  • うーん、わかる!ショーリわかるよ~!

  • おいコーシリーズ1-6までいきまして、主人公、勝利が一人暮らしを始めました。肝心のかれんとの仲はなかなか進みませんが、それこそがこの物語の魅力、だと思う。
    マスター目線の物語も良かった。

  • 2017.2.1読了。

  • 始まりの終わりの章。一人暮らしは大人への一歩というべきものだろうが、ショーリはその未来へと歩き始める。男(男の子)としては、同じ屋根の下で、彼女だけでなく、彼女の両親(今回は育ての親だが)と一緒に、しかも、交際を秘密にして生活するなんて出来るはずがない。そんな器用に振舞えるはずがない。そういう意味では、ショーリの決断は、ある意味普通なのだろうと…。

  • 2012.10.2

  • 前巻の丈に続き、今回はマスターの目線から描かれるanother story。やはり物語の奥行きを増してくれる。ただ、マスターはもう少し、普通人の感覚を超越した特別な人物であってほしかったが、良い意味でも悪い意味でも普通人であった。
    現在までの登場人物は、皆それぞれが愛される魅力を備えていて、読んでいて不快感が少ないが緊張感もないため、物語全体が弛緩しているという印象。
    作者は、登場人物をいかに嫌われないように描くかを意識しすぎているような気がする。星野りつ子に関しては嫌う人も多いかもしれないが、恋は盲目であるという視点ならば彼女の行動も納得できる。今後も同様の雰囲気が続くことが予想されるが、できればスパイスの効いた人物も登場させてほしいところである。

  • シリーズものだと知らずこの巻から読み始めたので少し意味が分からなかった。ショーリ君がピュアすぎてこんな少年いるの?と思った。勝利って言う名前かっこいい。

  • マスター視点の話で、事故の経緯が判り良かった。
    かれんとショーリは相変わらずというか、ショーリは一人暮らしをすることになり、少しずつ成長もしているんだろうけど、進み方が本当に遅い。
    かれんは、男性に対して何か強烈なトラウマを持っているっていう設定で、私が忘れているか見落としているのだろうか……ショーリはあんな我慢強い少年は天然記念物もの。
    じれじれと文句を言いながらもきっと次も読みます。

  • やっと勝利が一人暮らしし始めました!
    今回は、もともと好きな登場人物でしたが、さらに丈のことが気に入りました。勝利が花村家から出ていくことに対して、いてほしいと言うところなどが、これまで二年間ぐちぐちと言いながらも、本当のお兄さんのように慕っていたことがよくわかる部分でしたね。それと引越し記念のプレゼントの部分の勝利と丈のやり取りも、良かったです!勝利と丈のやり取り、最高です。2人とも男兄弟がいなかったからこそ、新鮮だったのかもしれませんね。
    あと、最後のマスターの番外編、良かったです!やっぱりマスターは、かっこいいです!!また、かれんよりも事故のことを知っていて、かれんがどのようにして花村家に引き取られたかをよく知っていたので、やっと本当の真相が見えた気がしました。
    これからが楽しみです!

  • 丈ってばホントに良い味だしてるなぁとしみじみしてしまいました。
    勝利が父親と明子に一人暮らしを説得させるシーンでなんかモヤモヤしてて、なんだろうと思ってたら丈が解決してくれました。
    かれんの意見も聞かずにペラペラ喋りすぎじゃなかろうかと思うのですが……。
    そもそも生い立ちが複雑だからってここまで秘密にする必要があるんですかね。別にかれんのことは従姉妹のままでも付き合ってるとお知らせするのはそんなにリスクのあることじゃないように思えます。
    秘密の関係とか言われても全然ハラハラしないのはそのせいでしょう。そもそもこれだけ関係者が知ってたらすでに秘密の関係じゃないね。

  • かれんのお姉さんっぷりがもう...最高w!

  • 【おいしいコーヒーのいれ方_1-6】勝利が家を出ていくことを知った時の丈が良かった。いつもふざけてばかりの丈がふと真剣になるところ、そして寂しさ。兄弟のような、親友のような、そんな仲の良い2人がいいな。プレゼントのくだりも良くて、丈に対する認識を改めたw マスターのエピソードは面白かった。いつもマスターの心情は見えないので、それを覗いてしまった感じ。勝利のことを認めつつも、大事な妹を取られてしまう複雑な心境にちょっと笑ってしまった(*´ω`*)

  •  今日はバレンタインデー。私にはあまり関係ないものの、せめてもと思い、ラブストーリーに浸ることにしました。

     それにしても、背中かどうかは別にして、遠い。遠すぎる。

     花村かれんの設定、24、25というところですが、本で読む分にはイメージの世界でいいとして、映像になったら抵抗あるかも。この役をこなせる女優さんは思いつかない。

     この本で気に入ったフレーズ。

     p.206 「自分の手の中にある幸福に気づかないでいる限り、人はいつまでたっても不幸なままだ。」

     さすがマスター、いいこと言います。斉藤由貴の名曲、「家族の食卓」にも通じるなあ。

     そして文庫版あとがき、p.220 『私の座右の銘のひとつに、「人生あみだくじ」という言葉があるんです。』

     これから私も、座右の銘に加えたいと思います。

     みなさんは、どんなバレンタインだったでしょうか。

  • 浪人時代に友人に勧められた本。
    まぁ、若い人はこう言うのが好きなのねって感じ。
    個人的にお勧めする本ではない。

    尚、きっと面白くなるだろうと一通り読んでみたけれど、最終巻まで読んでも個人的にはアウトでした。

  • おいコーシリーズ、第6段

    ついにショーリは一人暮らしへ

    そんな高揚した心の裏になにか刺さるものが

    すべてを話すことなんてできないし、話すことで傷つけてしまうとなれば尚更

    そんな葛藤がショーリの中に

    サイドストーリーはマスター編

    個人的にマスターはもっともっと大人であって欲しい

    マスターが考えてることが想像より俗世に近くて残念

  • ラブシーンはどーせ大家さんの邪魔が入るんだろうなぁと思ったら、やっぱりお約束通りの展開でした。
    今後大家さんのお家の事情もまた伏線になっていくのでしょう。マスターのモノローグは、脱サラの理由がイマイチかな?
    あとがきにはやっぱりもの申したくなくなる。彼女の人生が順調だからそんなこと言えるのよ。高校ドロップアウトして大検とおっても、やっぱり普通に高校卒業して大学に入った人と同じ条件で就職できる訳じゃないし、就職してからも同じ条件で競争できるわけじゃない。道を誤ったことに気がついて、後戻りしたら、大抵、元の位置までも進めない。そして戻って進む分、年齢が進む。終わりが伸びるわけじゃないから、やっぱり損をする。だから道を誤ることはできないのよ。うーん、私がゆがんでしまったのかも。
    でも「自分に居留守を使ってどうする気だ」ははっとさせられました。誰からか言われるままに、あるいはただ世間に自分を合わせるためだけに、好きでもないことに無駄なエネルギーを費やし続けることも多くの場合必要なのよ。ちょっとでも気持ちが動く何かが目の前にあってもそれに割けるエネルギーは少ないもの。でも少なくても割いていく努力をする。それが分からない人がこの文章を読んで、勘違いしないといいなぁ。

  • 勝利の一人暮らしー!丈の反応が意外だったなぁ。でもいい関係でうらやま!かれんと勝利は今まで同じ家に住んでたけど、別々に住むことになりましたね。それが普通なんですよ!ええ。
    マスターの目線での番外編は新鮮だったなぁ。それにしてもシスコンか!気持ちは分かるけども。もうちょっとかれんと仲良くなったところ詳細に書いて欲しかったなぁ

  • 一人暮らしを決意した。これで、かれんとずっと一緒にいられると思ってた。

    いとこ同士(実際はそうではないのだが)の恋で、誰に話すか、どのように説明するか、考えなければならないことが多い。
    それをどのように乗り越えていくのか、感情描写が巧みだと思う。

  • 前作同様。

  • 徐々に、徐々ーに、勝利とかれんとのすれちがいが、明らかになってきた感じがする

    誰にでもやさしいのは、誰にもやさしくないのと一緒。
    というのはかれんに対しても当てはまっていたのかもしれない。
    勝利がみてるのはあくまでかれんの背中で、正面からみていないのかも

  • 複雑な環境のなかで恋する二人の物語に夢中になって読みました。ハラハラしたり、暖かい気持ちで読めたり、と様々な場面にとても惹きつけられたシリーズの一つです。

  • 勝利とかれんの物語。

  • 「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズの、第六作目。かれんの両親が日本に戻ってくるのを機に、一人暮らしをすることになった勝利。資金繰りや部屋探しに奔走する…と思いきや「そんな何もかもうまくいってたまるかいっ」と力いっぱい突っ込みたくなるくらいすんなりことが進んでしまう。この物語ですんなりことが進まないのはアレだけなのだ。
    今回は風見鶏のマスターの物語がおまけ。

  • おいコーの6番目。

    実際、この本を読んでると恋をしたくなります。というより、大切な人ってなんだろうって思います。自分は本当に大切な人に出会ったのだろうか…そして、これから出会う事はあるのだろうかと。

    年上でも年下でもお姉さん大募集中で

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著者プロフィール

村山由佳(むらやま ゆか)
1964年7月10日生まれ、立教大学文学部日本文学科卒業。不動産会社、塾講師などの勤務を経て作家となる。
1991年 『いのちのうた』でデビュー。1991年『もう一度デジャ・ヴ』で第1回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞佳作、1993年『春妃〜デッサン』(『天使の卵-エンジェルス・エッグ』に改題)で第6回小説すばる新人賞、2003年『星々の舟』で第129回直木三十五賞、2009年『ダブル・ファンタジー』で第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞、第22回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞している。ほか、代表作として『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズがある。

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