王妃の館 上 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1991
レビュー : 220
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477078

感想・レビュー・書評

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  • 旅行会社の経営危機を救う為、世界中のツーリストの憧れの宿「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ」に、一つのツアーに二倍の客を連れて行くというハチャメチャな内容。でもツアーコンダクターと旅行客達のキャラクターの面白さに笑いが止まらない。また、コンシェルジュが語る国王ルイ十四世の悲しい話しにも引き込まれていく。下巻が楽しみ。

  • 役者が揃うまで退屈でしたが、揃ったらピースがはまるみたいにあれよあれよという間に読み終わってしまいました。
    下巻に期待です。

  • 上下巻完結。
    フランスの豪華ツアー、だがその内情はホテルのダブルブッキング。
    ホテルの一室をそうと知らせず、二組のツアー客に使わせる。そのツアー裏のドタバタ劇を描いた話。

    奇天烈な設定が面白かったです。ツアー主催側の視点から描かれているのが、はらはら感を出していて良かった。
    下巻からはフランスの太陽王の話を交えて交互に話が進みます。
    どう決着を着けるのかと思いきや気持ちがいいまでの大団円。
    エンタメ小説として楽しめました。

  • やっぱり浅田作品は面白い。いろんなキャラが出てきて、ゴチャゴチャになりそうでならない。下巻も楽しみ。

  • 上と下の感想一気に。
    それぞれの事情がいちいち面白い。
    戸川と朝霞が切ないです…。
    僕は君を幸せには出来ないけど少なくとも不幸にはしない、っていう
    戸川の台詞に涙出そうでした。なんて人だ
    近藤とクレヨンがいいカップル。
    桜井の考え方とかはあまり共感できないかな。
    色んな人に説教受けてるけど何だろう腹が立つ… 。
    金沢とミチルがかっこいいです。服の趣味は悪いにしても。
    人生の歩み方を知っている人たちと思った。
    丹野夫妻は詐欺するより通訳とか
    もっと別の道もあったと思うんですが。
    岩波夫と下田妻には頭が下がる思いです。
    右京先生はマトモなキャラだと思ってたのに
    オムツの下りから雲行きが怪しくなってきたと
    思ったらとんでもないキワモノ。早見さんがかなり好き。
    肝心の館のお話は皆に感じるところがありました。
    プチ・ルイ、ルイ14世、ディアナ、マイエ
    ムノン、ジュリアン、特にマイエ
    しかし一番笑ったのはルイ14世と馬鹿息子&娘の下り。

  • ダブルブッキングの後始末はどうなるの?

    ルイ14世の話と ごちゃごちゃになってしまって
    あれ? いま、何のはなしだぁ?ってなる。

  • パリの一見さんお断りの超高級ホテルをめぐって、倒産寸前の旅行代理店が1部屋を2つのツアーの人に使わせようとするから大変! 高額ツアー組と、激安ツアー組をいかに鉢合わせさせずに1部屋を使わせるか…そこにはありえない作戦と想定外の出来事が満載。上下巻を読みながら、笑いと気品の旅に出られるストーリーです。もう、最高!

  • モントリオール、フランス、カナダ、パリなどを舞台とした作品です。

  • 浅田作品を職場とか人の目のあるところで読んではいけない。
    うっかり泣いてしまうところだった。

    いやーポケットベルのエピソードはもうぐっときます。。。

    ちなみに上巻の半分から下巻までを深夜に一気呵成に読みきってしまったのでした。

  • プリズンホテルと同じ匂いを感じ期待して読んだが、プリズンホテルの方が全然良かった。

    それでも人生の悲哀と人間の優しさ、あり得ないけどなんとなくアリかなと思ってしまう展開、いい感じのギャグ、しっかりした言葉遣いなど浅田次郎ならでは、と感じられる要素もあり楽しめた。最後はハッピーエンドだし。

    浅田次郎じゃなかったら星3つだったかもしれないが、期待値が高くなってしまう作者なので2つ止まり

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著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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