王妃の館 上 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1991
レビュー : 220
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477078

感想・レビュー・書評

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  • 奥多摩トレックリングにて読了本交換してもらった一冊。蒼穹の昴の浅田次郎の作品だけれど、「はちゃめちゃな一冊」として紹介されていて興味を持って読んでみました。
    さすがに浅田節というか、誰が書いたか隠されてもわかるくらい文章の進め方や言い回しは浅田さんの書き方がよく出ているなと思いました。
    そして登場する人物たちの多岐に渡る人生の背景が不思議とひとつのツアーを共にすることで共通点が見いだされていくことに、なんとなく共感を覚えました。
    一見なんの関係のない人たちとも、思いがけないつながりってあるもので、探そうとしてないだけなんですよね。「短所は見つかるもの、長所は見つけるもの」っていう言葉を思い出した一冊でした。

  • 作品名的に「珍妃の井戸」みたいな歴史物かと思って、買ったものの敬遠していた。
    でもほかに読む本がなくて読んでみたら、気楽に読める「プリズン・ホテル」系統じゃないですか。
    上巻からすでにドタバタの予感♪
    最近ウツウツしてたから、これぐらいの方が読みやすい。
    浅田さんのドタバタ系作品に出てくる人達って、みんなおかしいぐらい個性的だから、おもしろい。
    それでもウルウルしっとり泣ける系に最後は持ってくるであろう、浅田作品の下巻に期待。

  • 読了!★★★★★ 浅田次郎の長編コメディ大作!
    面白い!オススメ!

    フランスはパリを舞台に繰り広げられるエンターテイメント超大作!

    ¥1,498,000 の超豪華ツアーと、
    ¥ 198,000 のツアー客が、
    世界に名だたる超高級ホテル、シャトー・ドゥ・ラ・レーヌで
    ダブル・ブッキング!?

    個性的な各参加者達。皆それぞれの思いを抱えてツアーに参加するが・・・

    と、まだまだ上巻は前哨戦に過ぎない。
    本番は下巻から・・・

  • 最近、というか少し前くらいから、意外と浅田さんの本が読みやすいことに気付きました・・・多分壬生義士伝読んだくらいから。内容としては、一つのツアーをめぐるドタバタものです。ストーリーの巧妙さより、キャラクターのうまさが読んでて面白いですね。でも、北白川先生のキャラクター、登場時と中盤あたりからのギャップで崩れすぎではw 途中挿入され続ける太陽王の物語は、読み応えありそうだけど、本線の続きが気になってあまり集中できず・w・

  • 上下巻なので時間がかかるかと思っていたが、軽めの文体とテンポのいい展開で、あっと言う間に読み終えた。
    んー、仕方のないことではあるが、登場人物が多すぎて、その扱いに差が見えるのがもったいないな。特に「影」ツアーの編集者二人の途中からの行動には拍子抜けした。さぞ物語を引っ掻き回してくれるだろうと期待していたのに、残念すぎる。
    また、ツアコン二人の関係も、作中できちんと明示して終わらせてほしかったな。結末から二人の仲がどうなるか推測できなくはないけど、それで納得しろというのは不満。そもそもあの結末も力技だしなあ……。
    正直、現代のツアー話よりも、作中作である歴史小説の方が面白かった。実は作者も、途中でこちらの話の方が書きたくなったのでは?などと邪推してしまう。連載作品だったそうだから、色々と当初の思惑と変わってしまった点もあるのかもしれないので、その辺りは仕方ないかな。

    あと、どうでもいいが、作中に航空会社が出ると必ずJALなことに思わず笑ってしまった。著者が機内誌で連載している影響なんだろうなあ。

  • 文庫本を買ってから以前に一度読んだことに気づきました。
    レビューは下巻で。

  • 久しぶりのぶっちぎり、浅田次郎笑いと涙の傑作巨編。プリズンホテル以来、久しぶりの感覚でとても楽しめた。下巻も楽しみ。
    パリの高級ホテルに滞在するツアー客それぞれの人生。フランス国王の苦悩。などなど、歴史と現代がパリを舞台に新たな展開と迎える。
    幸せか不幸かは自分が決めること。それが大きなテーマ。
    それぞれの人生の重み。それぞれの胸の内に秘めた想い。
    そんなことが怒涛の展開に収められていて、目が離せない。
    下巻は涙の予感。

  • ルイ14世の話と、現代の日本人ツアー客たちの話が、フランスという共通項で絡んで進んでいきます。

    何が幸せなのか?的なテーマなのかな、と思ったけど、
    同じような構成の話だと、「シェエラザード」の方が好きかな。

    フランスに行きたくてたまらなくなります。

  • 再読希望

  • この人はユーモアのセンスは皆無です。

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著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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