もう一人の私 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477412

感想・レビュー・書評

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  • 分身
    小説すばる 1996年3月

    渡された殺意
    小説すばる 1996年7月

    婚約者
    小説すばる 1996年11月

    月の輝く夜
    小説すばる 1997年3月

    冷たい夜明け
    小説すばる 1997年11月

    閃光
    小説すばる 1997年7月

    ささやかな嘘
    小説すばる 1998年5月


    小説すばる 1999年12月

    替玉
    小説すばる 1999年5月

    解説 日下三蔵

  • 世にも奇妙な物語的な。
    タイトルにあるようにもう一人の私というような存在が登場する。

  • これはなかなかよかった。
    特に「月の輝く夜」と「ささやかな嘘」。
    「月の輝く夜」は性同一性障害の塾講師が、ネット上で性別を偽って想い人(=教え子)と会話する話。しかも視点が生徒側からで、すごく意外性があって、大どんでん返しといってもいいと思う。
    「ささやかな嘘」は、自己保身が招いた危機。
    まあとにかく、全体的に先が読めない秀作ぞろいだったわ~。

  • 中学生ってこんなに大人なんかね

  • 読みやすい短編集

  • いろんな意味でのもう一人の私。

    読みやすい短編集だけど、
    わりと気分の落ちる作品。

    1番印象的なのは月の輝く夜。
    切な。

  • 2011年7月26日読了。

    短編集だけれども、「もう一人の私」という名前の短編は無い。全ての短編のテーマが、「もう一人の私」であり、アイデンティティーに関わる問題を取り扱っている。

    その「もう一人の私」を登場させる方法は一卵性双生児だったり、インターネットでの虚構の世界だったり、替え玉受験だったり。

    全体的に、きっちりオチを作ってるけど、話がうまく行き過ぎというか、ご都合主義な感じが否めず。

    それでも、個人的には「閃光」はかなり良かった。この短編の中には、一見「もう一人の私」の要素は見当たらない。最後に、そういう事かと分かる。

  • どれも平板な感じの物語ばかり。

  • とにかく好みじゃなかったです・・

  • 長編が面白かったため、短編挑戦。
    うーーーーん。なんか物足りなさを感じてしまった。

    でも、好きな作家さんっぽい感じがする。他の小説も色々読んでみよー

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