- Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087477467
感想・レビュー・書評
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でも読み終えて、得るものは特にないけど。
娯楽小説として。 -
人が死に過ぎる。戦争もののように一撃の爆撃で大量にではなく。恨み、辛み、妬み、嫉み、嘘による嘘も、もうどこまで来たのかも分からない虚飾と欺瞞の負の連鎖。個人対個人。
誰も報われない。
人種差別の蔓延る自由の国カナダ。
アジア人のマイノリティ。
どんなに掃溜で汚泥に塗れた日陰の道を行く者も、撃たれ、臓物が飛び出し、顔面が半分吹き飛んでも、今際の際には、子の未来を偲ぶか。
読むタイミングを間違えた。かなり喰らいます。
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20170715読破
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まあまあ
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カナダを舞台にした中華マフィア、警察の麻薬をめぐるハードボイルドもの。立場の異なる三人の主人公が出てきて、知らなかった先代からの因果関係が少しずつ明らかになっていく。
結局全員悪者の暗いバイオレンス感が、さすが馳氏と思う。 -
救いがない。
誰も幸せにならない、誰も成長しない、誰も笑わない。
ノワールだね。
様々な人種が入り乱れた小説だけれども、登場人物たちはごく限定されています。
閉鎖的な負の連鎖。
終わらない悲劇にうんざりとするとともに、なんだかんだ上下巻一気に読まされた事にびっくりです。 -
馳作品でハードボイルドなので片っ端から死にます…藁。場所がカナダでカナダマフィアの話ですが、登場人物がカナダ人、日本人、韓国人がごっちゃになり、登場人物も多い。また、その人の名前がニックネームであったり呼び名が三種類ぐらいに変わるので名前を覚えるのが大変でしたが、覚えてしまうと面白い作品だった。ハードボイルドが好きな人にはお勧め!
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感想UP済
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最後は意外な終わり方