ミシェル 城館の人 第一部 争乱の時代 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477498

作品紹介・あらすじ

不朽の名著「エセー」の著者モンテーニュはどのようにして自らの精神を確立していったのか。彼が生きた16世紀は後にルネサンスと呼ばれたが、この時代はまた、イデオロギー抗争が渦を巻き、暴動、虐殺、陰謀がうごめく時代でもあった。モンテーニュは、樅の巨木の生い繁る城館で、自らの思想を深めていった。長編"モンテーニュ三部作"第一部。

感想・レビュー・書評

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  • モンテーニュを読んだので、堀田善衛も読みたくなった。堀田善衛の文章はとても独特で読みにくいのだが、読み慣れると病みつきになりそうになる。

    偏屈でわがままな城主がどんなものだったかは、ちょっとわかったかな。

  • 好きな著者なのだが、なんとなく読みにくくて、続きはいったん積読!

  • 「ミシェル城館の人 第一部」堀田善衛著、集英社文庫、2004.10.25
    467p ¥880 C0193 (2020.03.18読了)(2018.06.18購入)
    副題「争乱の時代」
    単行本は、1991年1月に刊行。

    【目次】
    第一章

    第二十七章
    覚書
    解説  菅野昭正

    ☆関連図書(既読)
    「ユートピア」トマス・モア著・平井正穂訳、岩波文庫、1957.10.07
    「王妃マルゴ」アレクサンドル・デュマ著・鹿島茂訳、文芸春秋、1994.12.20
    「君主論」マキャヴェッリ著、岩波文庫、1935.08.15
    「広場の孤独」堀田善衛著、新潮文庫、1953.09.25
    「インドで考えたこと」堀田善衛著、岩波新書、1957.12.19
    「キューバ紀行」堀田善衛著、岩波新書、1966.01.25
    「ゴヤ 第一部」堀田善衛著、新潮社、1974.02.15
    「ゴヤ 第二部」堀田善衛著、新潮社、1975.03.20
    「ゴヤ 第三部」堀田善衛著、新潮社、1976.03.20
    「ゴヤ 第四部」堀田善衛著、新潮社、1977.03.25
    「スペイン断章」堀田善衛著、岩波新書、1979.02.20
    「情熱の行方」堀田善衛著、岩波新書、1982.09.20
    「スペインの沈黙」堀田善衛著、筑摩書房、1979.06.20
    「方丈記私記」堀田善衛著、ちくま文庫、1988.09.27
    「時代と人間」堀田善衛著、日本放送出版協会、1992.07.01
    「バルセローナにて」堀田善衛著、集英社文庫、1994.10.25
    「路上の人」堀田善衛著、新潮文庫、1995.06.01
    「上海にて」堀田善衛著、ちくま学芸文庫、1995.11.07
    (「BOOK」データベースより)amazon
    不朽の名著「エセー」の著者モンテーニュはどのようにして自らの精神を確立していったのか。彼が生きた16世紀は後にルネサンスと呼ばれたが、この時代はまた、イデオロギー抗争が渦を巻き、暴動、虐殺、陰謀がうごめく時代でもあった。モンテーニュは、樅の巨木の生い繁る城館で、自らの思想を深めていった。長編“モンテーニュ三部作”第一部。

  • 第7回和辻哲郎文化賞
    著者:堀田善衛(1918-1998、高岡市、小説家)

  • モンテスキューを知るのにも、当時のフランスを知るのにも、読んでほしい。

  • そして、モンテーニュ入門!

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著者プロフィール

1918年富山県生まれ。小説家。1944年国際文化振興会から派遣されて上海に渡るが、敗戦後は中国国民党宣伝部に徴用されて上海に留まる。中国での経験をもとに、小説を書き始め、47年に帰国。52年「広場の孤独」「漢奸」で芥川賞を受賞。海外との交流にも力を入れ、アジア・アフリカ作家会議などに出席。他の主な作品に、「歴史」「時間」「インドで考えたこと」「方丈記私記」「ゴヤ」など。1998年没。

「2018年 『中野重治・堀田善衞 往復書簡1953-1979』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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