セカンド・ワイフ (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477511

感想・レビュー・書評

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  • 離婚歴のある十三歳年上の雄一と結婚した二十五歳の奈緒美が、控え目に見える美貌に反し苦手な家事を代わりにこなしてくれる雄一の手帳にセカンドワイフという謎めいた言葉を発見し、その正体を調べる為に前妻に会う。すっきりと纏まっているからあっという間で、それでいて真相は意外で、結末もゾッとして引き込まれた。

  • セカンド・ワイフとは、愛人のことではない。セカンド・ワイフに込められた真相とは?

  • 雄一の秘密が発覚するまでは面白かったが、真相には拍子抜け。ラストは少し怖かった。

  • こわいなあ。ラストがこわい〜。
    読みやすく続きがきになり2時間くらいでサラリと読めた。

  • 2014.7.17ー53
    結婚して生活が伴えば、お互いこんなはずではなかったとの気持ちは多かれ少なかれあって当然。心の中に理想の相手を作り上げ、それで心のバランスがとれて生活が営めるなら、むしろ御の字かも⁇

  • えー こんだけ?
    って感じでした。もっとものすごい秘密があるのかと思いきや・・・。
    妄想で幸せならいいんじゃないのって思ったけど。
    変かな。www

  • 確かにこのダンナの行動(というか妄想?)は気持ちのいいものではないけど、前振りが大袈裟すぎるから、え?それだけ?と思ってしまったのも事実。

  • 読みやすく面白かったけど、さほど衝撃的でもないし、よくある話だと思う。
    (図書館)

  • つまらない。

    事実を知ったら精神が崩壊する…とまで煽っておいて、これ?
    こんなの、多かれ少なかれ誰の心の中にもあるでしょう。

  • 夫の謎が判明するまでのあやしさがいい。

    女にもなる二重人格、自分でその状況を
    ここまで詳細に説明できないと思ってしまうからやや拍子抜け。

    それでもラストの暗さまで一気読み。

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著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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