泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.25
  • (197)
  • (433)
  • (1462)
  • (160)
  • (44)
本棚登録 : 5797
レビュー : 481
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477856

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 以前、表題作だけ読んで「なんだこれ?」と思ってやめてしまった本。登場人物の女が理解できない。つきあっている男がいや。家族などまわりも。どうしてこれが山本周五郎賞を受賞したのかわからないと思ったんだった。今回は最後まで読んでみた。「動物園」「犬小屋」はよかったかな。どろどろとした話になりそうなのが、描写が美しくまとまっているところがよかったが、江國さんの本は好きなのにこれはあまり好きじゃない。

  • 何も考えたくないときとかにいいかも。え、ここでおわっちゃうのか、って物足りない感じが少しあるけどそれがいい。悩んでるときに読むといいかも。もーちょっと気軽に考えてもいいんじゃない?って思える。

  • 江国香織さんの作品を何故僕は読んでいるのだろう?
    ふと、そんなことを考えさせられる短編集。

    10篇それぞれ主人公の女性が登場するのだけど、概ねみんな自分の気持ちに正直で、感情的で、自由奔放で、でも愛に対してはどこか冷めている。

    僕とは違う部分、僕の本心が求めている世界、僕の理解出来ない気持ち、何か新しいものを発見させてくれる、そして人にやさしくなれる、だからこそ読んでいるのだろうか?

  • 愛を通して人生を切りとる傑作短篇集。
    安全でも適切でもない人生の中で、愛にだけは躊躇わない―あるいは躊躇わなかった――10人の女たち。愛することの喜び、苦悩、不毛……。第15回山本周五郎賞受賞。
    ____________

    山本周五郎賞を受賞したから期待して読んでみたけれど
    あまり響くものはなかった。
    短編だからかもしれない。
    江国さんの話は空気感が好きだけれど、短編だとそれが出てなくて
    誰でもかけるような内容に感じてしまっていまいち。

  • 短いセンテンスのあっさりとした言葉づかい。それでいて文章の情景が鮮やかに浮かぶ江國香織の本が私は好き。そんな気持ちになった本だった。

  • いつだっけ、買ったの。
    時々読み返したくなる一冊。
    It's not safe or suitable to swim.
    同じ一食をとるなら、美代みたいな食事がしたい。

  • 「うんとお腹をすかせてきてね」と「動物園」が好きです。

  • 再読。

    感想が難しい小説。

    「安全でも適切でもない人生のなかで、愛にだけには躊躇わない。」

    泳ぐのに、安全でも適切でもありません
    うんとお腹をすかせてきてね
    サマーブランケット
    りんご追分
    うしなう
    ジェーン
    動物園
    犬小屋
    十日間の死
    愛しいひとが、もうすぐここにやってくる

    10の短編。
    この中で読み終わった後も印象に残っているのは
    泳ぐのに、安全でも適切でもありません
    ジェーン
    動物園
    犬小屋  かな。

    犬小屋で、寝袋持ってどうやって寝るんだろと思ったら、下半身は外に出てるのか。
    想像したら、かなりシュールな光景だ。

    日常すぎて、あんまり驚くべき展開もなく、淡々と描かれている。
    物語が静かすぎて、たまに読み飛ばしてしまうことも。
    よく分からないところも。

    でも、場面場面が、少しずつ印象に残ってる。

    薄い本だし、感情が大きく振りきらないし、何かの本の合間合間や、ゆっくりお茶しながら落ちついた空間の中で読むのがいいかも。

  • つめたいよるに とおなじぐらい好き。江國香織は短編集が好き。

  • 題名買いした江國香織の短編集。
    全体的にちょっと不思議で気だるい雰囲気が漂う大人の本。

    短編って読んだそばから内容を忘れてしまうものが多いけど、というより私の場合ほぼそうなんだけど、この本の中の2作は時間がたっても覚えてる。

    ●うんとお腹をすかせてきてね
    ●犬小屋

    ひとつはとても好きな話だけど、犬小屋は大好きというわけでもない。でもなぜかいつもみたいにすっとは消えない。

    夜に温かい飲み物を用意してゆっくり読むのに心地よさそうな本

全481件中 101 - 110件を表示

著者プロフィール

江國 香織(えくに かおり)
1964年、東京生まれの小説家。1986年、児童文学雑誌『飛ぶ教室』に投稿した「桃子」が入選。2004年、『号泣する準備はできていた』 で、第130回直木賞を受賞。他、山本周五郎賞、中央公論文芸賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞など受賞歴多数。代表作として、映画化もされた『きらきらひかる』や『冷静と情熱のあいだ』など。女性のみずみずしい感覚を描く作家として、多くの読者を魅了している。また、小説から絵本から童話、エッセイまで幅広く活躍中。翻訳も手がけている。2019年5月2日、2年ぶりの長編小説『彼女たちの場合は』を刊行。

泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫)のその他の作品

江國香織の作品

ツイートする