泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 5758
レビュー : 479
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477856

感想・レビュー・書評

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  • ストーリーじゃなくて五感や六感

  • 江國香織の短編集。
    私の大好きなよしもとばななの本に登場する主人公よりも、どこか垢抜けていたけれども、主人公の感情も共感できてしっくりくる。
    うんとお腹をすかせてきてね
    が一番好き。

  • 短編集。「サマーブランケット」がお気に入り。
    愛にだけは躊躇わない、あるいは躊躇わなかった女たち。ということで新しく何かが始まる予感は全くしないのだけれどついつい最後まで読んでしまう。

  • 自分とは違うけど、何故かしっくりきました。

  • いろんな人生、いろんな生活、いろんな人々。

    人生はもちろん泳ぐのに安全でも適切でもないけれど、自分の人生っていうのは自分だけのもので、他の人には起こり得なかったことがたくさんあるはず。

    それはきっと胸をはれることのはずだし、きらきら輝く自分だけの瞬間があるってのは素敵なことだよね。


    しかしこの小説はなんていうか…

    もやもや感が残りますね。
    好きな人は好きだろうけど…

    オチがないというか、「だから何?」って感じの話が多い。

    私はちょっと苦手かもです。

    あ、江國さんが狙ったテーマ自体は好きですけどね。

  • 14/2/2

    「りんご追分」がしみてしみて、早朝の公園で誰かが練習しているその「りんご追分」に、あたしは全身で捕まってしまった。
    そこにあるのはただ公園と、朝と、「りんご追分」だけだった。清潔な空気と、それをふるわせるトランペットの音だけだった。


    美味しいマカロンと紅茶に合い、夕日が差し込む空いている電車にも合う本。

  • 【内容】

    愛を通して人生を切りとる傑作短篇集。
    安全でも適切でもない人生の中で、愛にだけは躊躇わない。
    あるいは躊躇わなかった。
    10人の女たち。
    愛することの喜び、苦悩、不毛。

    アマゾンより

  • 前にも読んだこの1冊。
    そして久しぶりの江國さん。
    やっぱりこの人はすごすぎるなぁ〜。。なんでこんなにみずみずしくて、リアルで、切ない文章が書けるんだろう。。どうしてこんなに魅力的なんだろう。。
    そして、何よりもこの小説をうまくまとめて表現したのが、巻末の山田詠美が書いた書評だと思う。この書評は、まさしく!ってゆう感じで素晴らしい!!♡♡
    これを機に、また江國さんの本を再読しよーっと٩(๑❛ᴗ❛๑)۶♪

  • 誰もが持ってる孤独を集めた断片集。江國さんの初期短編だそうで。本当に綺麗ですね。
    にしても初期からずっと、ひたすら恋愛と人生を語り続けるストイックさは凄い。恋愛なんて答えの出ない、更に考えるだけで吐き気のする現象に、毎回毎回真摯に全力で書いてる。一個一個苦しいのではないのでしょうか。強靭な精神力とストイックさだと思います。
    二話目の食欲の話は、一点の曇りのない描写。どんな短い短編でも一抹の不安は残されるものですが、この作品にはそれがない。一瞬の幸せが作品内で完結する、そんな稀有な作品に思えます。もっとも読み直したらわかりませんが。

  • 全く違う境遇ながら、どことなく通じる女性たちの短編集。
    まれに心地よく時にざわっとする独特の空気感が魅力。

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著者プロフィール

江國 香織(えくに かおり)
1964年、東京生まれの小説家。1986年、児童文学雑誌『飛ぶ教室』に投稿した「桃子」が入選。2004年、『号泣する準備はできていた』 で、第130回直木賞を受賞。他、山本周五郎賞、中央公論文芸賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞など受賞歴多数。代表作として、映画化もされた『きらきらひかる』や『冷静と情熱のあいだ』など。女性のみずみずしい感覚を描く作家として、多くの読者を魅了している。また、小説から絵本から童話、エッセイまで幅広く活躍中。翻訳も手がけている。2019年5月2日、2年ぶりの長編小説『彼女たちの場合は』を刊行。

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