まる子だった (集英社文庫)

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感想 : 143
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477962

感想・レビュー・書評

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  • 中身をパラパラっと見た時に、漫画にもなっているエピソードが多い気がして読んでいなかった作品だったけど、漫画で読んだエピソードもエッセイになるとまた違って淡々と笑いのツボをついてくる魅力があり、いつも通り楽しんで読めた。
    比較的あたたかい話が多めの一冊かも。
    「七夕祭り」「モモエちゃんのコンサート」「家庭内クリスマス」の、子供ならではのウキウキ感が好きだった。

  • 飽きないなぁと思いつつさくらももこのエッセイを読み続ける日々。
    あえて言うなら読む順番と刊行順番がめちゃくちゃなことか。

    今回は休みたがり屋と誕生日パーティーを開くが印象に残った。
    小さい子どもでも悪知恵を働かせて休もうとしたり色々と考えるんだなぁと改めて実感した。
    誕生日はおめでとうと一言言われるだけで非常に嬉しく思う。本当に一言それだけで気持ちが動くと言う実感をする日かもしれない。

  • 2020年3月1日、読み始め。
    71頁まで読んで、図書館に返却。

    アニメのちびまる子に出てくる父ヒロシの職業はサラリーマンだと思っていた。
    が、どうやらそうではないようだ。

    このエッセイの21頁に、父ヒロシのことが書かれた次のような箇所がある。

    ---母が店にいるヒロシを捕まえて---

    そこで、調べてみたところ、著者の実家は、八百屋さんを営んでいたようである。
    アニメでは、ヒロシが働いている姿を見たことがないので、勘違いしても仕方がないか。

  • さくらももこ作品、一作目から順当に読み進めて「あのころ」に続く本作。

    うーーーん、正直そこまで面白くなかったかな…途中から「早く読み終わらないかなー」とか思い出した自分がいた気がする…

    今まで作品が面白過ぎた&強烈過ぎたので、期待値的が上がり過ぎてた部分もあるのかも…もう少し時間が経ってから、また次作が読みたい気持ちが復活してきたら次に入ろうかな。

    また面白くなってくると嬉しいけども…(;ω;)

    <印象に残った言葉>
    ・私はいざという時うまいことを言うのだ。(P28)

    ・大人になった今のほうが、子供の頃より面白い事がいっぱいあると思う。だが子供の頃のように、「ああ〜〜〜楽しみだ。もう楽しみで楽しみでたまらないからダッシュで走っちゃえ」なんて事にはならない。子供の頃はダッシュで走る事がよくあった。全力で走らずにはいられないあのわくわくエネルギーがなつかしい。(P87)

    ・幸せとは、だいたいこんなもんだろう。私はとてもそんな気がする。(P96)

    ・腹痛は人を急に深刻にさせるという特徴も持っている。それまで明るく笑ったりしていた人が、急に深刻になり無口になったうえに「…ちょっとごめん」などと大変申し訳なさそうに謝りながら席をはずしたりする。腹痛とは、急なものであり深刻なものなのだ。(P135)

    ・仕方ないのでプレゼントを開けると、リクエスト通りの笑い袋がでてきて少しやるせない気持ちになった。(P214)

    <内容(「Amazon」より)>
    まる子だったあのころをつづる爆笑エッセイ。
大ヒット漫画『ちびまる子ちゃん』の作者が、子供時代を振り返る第2弾! ノストラダムスの大予言、モモエちゃんのコンサートetc.…爆笑と郷愁がこみあげる傑作エッセイ!(対談・糸井重里)

  • 小学生時代の話。
    「ノストラダムスの大予言」懐かしい…あれは一体何だったのだろう。
    ちなみに、来るぞ来るぞと言われていた東海沖地震はいまだに来るぞ来るぞと言われています、と教えてあげたい。

  • 所々で私自身と考え方似てるなとか
    今まで自分だけがそぅ思っていたのかなって思ってた事が、さくらももこさんも一緒だ!って思えた事が嬉しかったな。
    対談で『これでいいのだ』精神をお2人が語ってるので生きるのが辛くなったら勇気づけられそう。
    読み応え有り

  • 相変わらず面白かった‼️
    最後の対談は少し長く感じたが、さくらももこの事を知ることができる内容だった。
    また、違うエッセイを読もう。

  • フワッと肩の力が抜けるエッセイ

    わたしは素直で自分の気持ちにまっすぐなまる子ちゃんがいつまでも大好き!

    • moboyokohamaさん
      ご自分の健康には結構気をつけていたはずのさくらさんの早世は本当に悲しく、もっともっと世の中に色々な発信をして欲しかったと残念でなりません。
      ご自分の健康には結構気をつけていたはずのさくらさんの早世は本当に悲しく、もっともっと世の中に色々な発信をして欲しかったと残念でなりません。
      2021/10/19
    • kirinnokubiさん
      ほんとですね、もっともっとさくらさんの世界をのぞき見したかったです、、
      ほんとですね、もっともっとさくらさんの世界をのぞき見したかったです、、
      2021/10/19
  • やっぱりさくらももこさんのエッセイはいつどこで読んでも面白いなあ。のんびり読書したいと思って読み始めてもつい夢中になっちゃう。友だちと話してるみたいな気の抜けた不思議な魅力。

  • のんきになった

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

さくらももこの作品

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