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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784087478211
作品紹介・あらすじ
都を騒がす難事件に挑む、検非遣使捕物帳。
検非遣使庁の髭麻呂こと藤原資麻呂は、国司の娘が殺されたと聞き、六条へ。治安が悪化し、“蹴速丸"という盗人が巷を騒がせていたが…。恋愛模様を絡めつつ描く王朝捕物帳。(解説・鈴木輝一郎)
みんなの感想まとめ
平安時代を舞台にしたユーモアあふれるミステリーが展開され、検非遣使庁の髭麻呂が難事件に挑む様子が描かれています。主人公の髭麻呂は、血に弱いという意外な一面を持ちながらも、従者の雀丸との深い絆を築いてお...
感想・レビュー・書評
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平安時代ユーモアミステリ。
検非違使庁勤めなのに、血に弱いギャップ。
雀丸と髭麻呂の、主従を超えた絆、お互いを大切に思う姿にほっこり。
雀丸にからかわれたり、恋人の家で、尻に敷かれたりする主人公が、ユーモラスで楽しい。
ラストの褒美には、心あたたまる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編風な構成になっているが、長編物でした。検非違使=今でいう警察が事件を調査する話ですが、前に読んだものは恋人や夫婦で解決するのにさらにここでは、10歳前後と思われる従者雀丸が活躍する。
捨て子でありながらかなり賢しく、ここのお話のキーポイントにもなってきます。主従の関係なのにお互いがとても大切に思っており、ユニークなエピソードにほっこり、ジーンときました。史実を取り混ぜていて?な所もあったりしますが、髭麻呂が魅力的に描かれていてよかったです。 -
平安時代が舞台で捕り物って珍しいな~、と思ってなんとなく読んでみたら、思いのほか気に入った。ミステリー要素もあるし、人情物っぽい感じもあるし、ユーモアもある。主人公の髭麻呂はじめ、恋人の梓女、梓女の母と祖母、従者の雀丸、そして謎の盗賊蹴速丸と、みんなキャラがたっている。特に中盤から面白くなって、一気に読んだ。終わり方も良かった。初めて読んだ作家さんだけど、他の作品も読んでみたくなった。
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平安ミステリー。
最後は、ほんわか、じーん。
雀丸よかったね。 -
【本の内容】
検非違使庁の髭麻呂こと藤原資麻呂は、血を見ただけで卒倒する軟弱な優男。
今宵も国司の娘が殺されたと聞き、いやいやながら従者の雀丸と六条へ。
現場からは、高価な宝玉が盗まれていた。
折しも、飢饉と天変地異が続き、治安は乱れ“蹴速丸”という盗賊が、都を騒がせていたのだが…。
衛士の娘・梓女との恋模様を絡めつつユーモラスに描く連作平安期ミステリー。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
なんとなく読後感が幸せで、読み終わるのがさみしい感じ。こういう大団円もいいなあ。
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~裏表紙より~
検非違使庁の髭麻呂こと藤原資麻呂は、
血を見ただけで卒倒する軟弱な優男。
今宵も国司の娘が殺されたと聞き、
いやいやながら従者の雀丸と六条へ。
現場からは、高価な宝玉が盗まれていた。
折しも、飢饉と天変地異が続き、
治安は乱れ”蹴速丸”という盗賊が、
都を騒がせていたのだが・・・。
~感想~
この時代の時代小説を読んだことがなかったので、
それだけの理由で買ったんやけど、
期待してなかっただけに、意外に面白かった。
歴史小説ではなく、
平安時代を舞台にした刑事物と思ってくれたらいいんでないか。
登場人物も魅力的で、シリーズ化して欲しいんやけど、
俺が気に入るこの手の本は、絶対シリーズ化されんぐらい、
人気ないねんな~_| ̄|○ガックリ
おしまい。 -
時代は平安。主人公、藤原資麻呂は立派な髭を蓄えた優男。その容姿から髭麻呂というあだ名で呼ばれているが、とっても臆病者だ。そんな彼は検非違使という今で言う警察官のような仕事をしていて、仕方なく夜の都に繰り出し、都で噂の賊・蹴速丸を捕らえるために奮闘する。
本策は髭麻呂を主人公とした短編連作になっている。
諸田玲子先生の文体は大変読みやすいのでスラスラ読めてしまう。当時の言葉遣いを現代でどのように言うかなどの解説を加えていて、時代物にチャレンジしたことのない人にもオススメ。
また、江戸を舞台にした物語は数多くあるけれど、平安京を舞台とし、ミステリーの要素を加えたものはなかなかお目にかかれない。髭麻呂とその恋人、梓女のちょっぴりエロティックなシーンもあって物語を艶やかに彩る。
大変魅力的な作品なので、是非ご一読を。 -
検非違使(警察)と大泥棒が手を組んで巨悪に向かう。
蹴速丸は元は高貴な身分の大泥棒。
彼が探していたものは、不遇な姫の琴だった。
髭麻呂と従者の雀丸とのコメディタッチの掛け合いが、程よく織り込まれている。
ラストは出来すぎの目出度し目出度しだけど、胸がすく -
諸田作品の時代の幅を感じた1冊。平安朝に出現した古畑任三郎か?でも、クールでもスマートでもない。しかも、まだ女房でもない梓にテキトーにあしらわれる姿が、笑える。
著者プロフィール
諸田玲子の作品
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