おいしい おいしい (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 205
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087478235

感想・レビュー・書評

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  • 最後にあるレシピが簡単で、作ってみようと思う。91年の本なので少し古くさい部分もあるが、大抵の場合普遍的。

  • イラストレーター大橋歩が「食べること」をテーマに綴ったエッセイ集。
    初出は1990年代頭、ということで内容はかなり古い。
    この時代に成城石井や紀伊国屋の話が出てくるあたり、(玄米などスローフードの話も出てくる)時代の最先端を行くカッコイイ女性だったんだろうなぁ(今もそうだろうけど)と思う。
    でも、なんとなく、そのカッコイイ感じがニガテだった。
    「〜なのです。」っていう文体とか、自慢じゃないんだろうけど自慢にしか聞こえないような生活っぷりとかが鼻につく。
    著名で食べること好きな友人がたくさんいて、その友人においしいレストランを紹介してもらってご馳走してもらった、とか、ホームパーティでドンペリニョンを開けて(しかもドンペリって微妙・・・クリュッグとかだとお洒落なイメージだけど。偏見?)、という話を読むと、ひねくれた自分は「ああそうですか、良かったですね」というやさぐれた気分になってしまう。
    アルネ(大橋歩主宰の雑誌)とかは好きなんだけどなぁ。

  • 金を持っている普通の主婦の食とその辺縁にまつわるエッセイ。ついつい欲望の赴くまま食べてしまったり、面倒だからと旦那さんのお弁当をカマンベールとブルーチーズとクネッケで済ませてしまう。あの店はよかっただのあまりよくなかっただの、親や親しいおばさんの日常の小言を聞いているよう。
     ずっとこの本を読むのは飽きてくるけれど、他事の合間とか他の本を読んでいる息抜きに読むと悪くない。

  • これがこの作者の「アジ」だと言われればそうなのかもしれないけど、私には文章もイラストも「稚拙」としか感じられなかった。
    「質素で慎ましいけど、昔ながらの本当に良いものを知っているアタクシ」というスタンスも鼻につく。と言うか、「スーパーで15000円も買い物しちゃって3日もてばいいな」ってかなり贅沢なのでは…。
    タイトルに反して「美味しくなかった」エピソードが多いのも残念だった。

  • 夫婦は一緒に食事をするのがいちばん。

    普段のスーパーが紀伊国屋と成城石井、まさに住む世界が違う(^◇^;)
    そういった人の日常を知れるのはおもしろいな♪

  • 小平

  • 吉祥寺の「百年」で購入。

    おなかが減ってるときに読むと
    食欲のツボを押すなんかよりずっと食欲増加する。

    大橋さんのつくった料理はまずいと家族に不評らしく、
    正直「それを書かれた後で料理のレシピを載せられてもよぉ」って
    気持ちになった。

    あと、いろんなお店に対しておdisりになられてたから
    だいじょぶなのかなと心配になった。

    大橋さんくらいになると怖いものなんてないのかもね。

  • 2011/06/20 甘いものをまとめて食べたくなるとか、内容にはたまに共感できるが文章があまり好みでない。

  • この方の文章は日常のありのままを書いているようで、共感できてうれしい(^-^)

  • 食の大切さ。

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著者プロフィール

1940年三重県安濃郡(現・津市)生まれ。イラストレーター。1964多摩美術大学油絵学科卒業。1964年「平凡パンチ」の創刊号から7年半表紙の絵を担当。以後、広告、雑誌などの仕事をする。2002年に季刊誌「Arne」を創刊。2010年秋から大人の洋服「a.」を製造・販売。主な著書に『日々が大切』『わたしのお買い物』『大人のおしゃれ』など。東京都在住。

「2016年 『村上春樹とイラストレーター 佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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