- 集英社 (2005年8月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784087478471
作品紹介・あらすじ
北方ワールドのエッセンスを凝縮した短編集。
男がこよなく愛する海、車、酒、そして女。人生で受けてきた疵、残酷な時の流れ…。著者を思わせる「壮年の作家」を主人公に、男の美学のエッセンスを堪能できる掌編20編。(解説・吉田伸子)
感想・レビュー・書評
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『徹子の部屋』に著者が出演なさってたので、読んでみることに。
…………….……。
壮年の作家を主人公としている為、私小説のように感じてならない。
主人公は幾つになっても若い女が好きで、酒とタバコや葉巻を愛し、船を持っていて釣りをする。
ウィットにも飛んでいて、そこそこ喧嘩慣れもしている。
とても短い短編集だが、殆どに若い女との情事が描写され、「俺ってモテるんだぜ」アピールを婉曲にしている。
正直に言う。
ただのマウント取りたいジジイの自慢話集にしか感じられなかった。幾つになっても女は若い方が良いと言う考えも、幼稚さの表れに思った。
ハードボイルドではこれが定番なのか分からないので、もう一冊読んでみるつもり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編、しかも北方流の私小説風(純)文学かな。
文体はハードボイルドだが、一連のエンターテイメント作品と趣向は異なる。
「風の中の少女」「カウンター」「ヒラメ」など良作多し。
ただ、文庫本の表紙カバーは解釈に困る。
解いたボータイだったら、格好よかったのに。
ついでに言うと、私が買った文庫本の帯には
「集英社文庫ミステリーフェア」が付いていて、
さらに解釈に困ってしまったよ。
その帯をつけること自体が、ミステリーだよ。
著者プロフィール
北方謙三の作品
