- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087478518
感想・レビュー・書評
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どんなに辛く苦しいものだとしても
私も早く結婚したい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
多分この本を読んだ年齢で感じ方が全然違うんだろうなって思う。
今よりもっと若い時なら永遠子や文彦の身勝手さが受け入れられなかったと思う。
自分が結婚したときに読み返したい一冊です。 -
結婚て怖い。
この人の性格だからか
誰しもこうなっちゃうのか
どちらだろう。
後者だと思いたい。
気に入った言葉
「ふと残酷だなと思った。
澄み切った空は、どこか人を突き放しているようにみえる」
☆3つ -
最高であるはずの結婚式。
夫となる男の浮気相手に踏み込まれ
最悪のスタートとなった結婚生活。
バブルに踊らされ、浮気、破たん
そして離婚を決意したとたんに判明した妊娠。。。
ひと組の夫婦を描いた小説。
「ベストじゃないけど、ベター
最高ではないが、まぁまぁのパートナー」
そんな相手なら結婚生活は成功なのか?!
あまりにもリアルだけど、なんだか読んでいて
後味のよくない感じ・・・ -
自分を傷つけたくないから相手を傷つけて自分を守ったり、他人や世間や他人のものさしで自分の幸せを計ったり・・・永遠子も文彦もかなり利己的だったが、リストラや不倫といった出来事に、キレイゴト的な解決ではなくて、二人で受け止めていっている。夫婦になって他人と一緒に生きるってこういうことなのかしら。
最後・・・本当にいろいろな出来事があって、永遠子が口にした「文彦が好きだったから、一緒に幸せになりたかったから」という言葉は感動しました。 -
結婚式当日に夫の浮気が発覚したがそのまま別れられず、結婚生活を続ける二人。結婚は入れ子のふたを開けるようなものって言ってたけど、浮き沈みのイベントはあるものの結局水平線でうーんって感じでした。
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この夫婦、お互いによく文句を言って、不倫ばっかりしてるなあ、っていうのが、第一の感想。でも、子育てや親の介護などを通して、家族がだんだんあったかくなっていく様子から、応援したい気持ちがわいてくる。
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バブルを知らなくても、この女の気持ちは今の女にだって当てはまる。当時の事件とか合間合間に挟まれているのに、作品自体が古く感じないのはセレクトされた事件が、再び起こらないとはいえないものだからじゃないのか。
とはいえ、日経平均4万円弱には思わず笑ってしまった。私もバブルを生きてみたかったと思う。 -
バブル絶頂期に結婚し、そこからどんどん崩壊していく夫婦のお話。
結婚生活の全てがこんなに波乱万丈ではないかも知れないけど、
トラブルが勃発するごとに描かれる
夫、妻それぞれの心境がとってもリアル。
結婚しない方が幸せなのかな、って思わせる一冊。
唯川さんの文章はとっても読みやすくて、
あっという間に読み終わっちゃう。 -
自分が選択しなかった道ばかりをうらやましがる。