日本ダービー殺人事件 (集英社文庫)

  • 集英社 (1993年4月15日発売)
3.11
  • (0)
  • (1)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784087480191

作品紹介・あらすじ

日本ダービー出走を取り消せ!12連勝中の本命馬のオーナーとジョッキーに届けられた脅迫状。続いて起こる怪事件。仕組まれた罠に挑む十津川警部の推理が冴える!

みんなの感想まとめ

競馬界を舞台にした緊迫感あふれるミステリーが展開される本作は、脅迫状を受け取った本命馬のオーナーとジョッキーを巡る事件を描いています。物語は、主役である十津川警部の鋭い推理力が光る場面が多く、次々と起...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • およそ30年ぶりくらいに読んだ。この間、西村氏も亡くなり、この本も図書館の相互貸出で借りざるをえないほど在庫も減っている。
    この本は数少ない私が犯人を覚えている西村本の1つ。なぜ記憶しているのかは自分でも分からないが、なにか印象に残るものがあったのだろう。

    まだダービーに28頭出走する、枠連しかない時代の話。八百長をめぐり、馬主や新聞記者の思惑が入りまじる。
    西村氏らしいワクワク感のあるストーリーなのだが、それでも、恨みがある人をダービーオーナーにし、思い入れのある馬をダービー馬にしないような犯行をするだろうか、というのはどうしても引っかかる。これが皐月賞だというならまだ理解できたのだが。

    昭和49年に書かれたようだが、ダテハクタカ事件からまだ2年。山岡事件からも10年たっていない。ハイセイコー(タマキホープの酷使はこの馬の影響だろうな)が登場したとはいえ、まだまだ競馬が黒かった時代の作品である。西村氏があとがきで、警備員バイトの記憶として「内部の人間の間では、公然と、八百長話が交わされていたのを、今でもはっきりと覚えている」と書いていたのは忘れていた。
    競馬場バイトをしていた作家さんならではの本。

  • 西村京太郎の作品の中でも今回のは・・・・少し変わった感じの物語であった。年代的に古い作品であるからだろうか?とも思ったりしたが、それでも解決間際の事件が2転3転するあたりは面白かった!競馬にはあまり興味がないが・・・

  • 1995.4.11 2刷 514
    競馬専門紙「週刊ホース」の新人記者芦沢は、先輩・松本の強烈な個性に興味を持っていた。日本ダービーを間近に控えた五月、十二連勝を飾る本命馬タマキホープのオーナーとジョッキーのもとに、「出走を取り消せ」という脅迫状が舞い込んだ。十津川警部はその文面に無気味さを感じる。厳重な警戒にもかかわらず、続々と起る怪事件。競馬界内部の不正と仕組まれた罠にいどむ十津川警部の名推理。長編小説。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西村京太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×