- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087481266
感想・レビュー・書評
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小豆相場のお話。
投資の世界がちょっとわかる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
如何にもマーケットらしい投資対象である商品先物「小豆」。この小豆を取り巻く面々の人間模様が細かく描写されている。妙に運のある者、金に目が眩み人を平気で裏切る者、リスクを取らず算盤だけを弾く者などなど。
簡単に翻弄されそうな小豆を前にしても、一切揺らがず歩む森玄や押田のように生きたい。 -
商品先物と言えば、小豆。
昔の文豪の話とかで、子供の頃は金持ちだったけど、親父が小豆相場で失敗してから、貧乏になった、みたいな。
でもこの頃は、時間がゆっくり流れてていいなぁ。
北海道の早霜の情報が、東京に伝わるまで、2日かかるそうです。そりゃ玄人筋が圧倒的に有利ですね。 -
<作品紹介>
小豆相場は天候によって左右される。体を張って気温変化を知ろうとする相場師“森玄”の調査を手伝った木塚慶太は、赤いダイヤ=小豆の魔力から逃れられなくなった。そして“森玄”に対して戦いを挑んできた松崎辰治の卑劣な手段。慶太を巻きこんで、「買い」と「売り」の壮絶な仕手戦がはじまる…。資料を駆使し相場のカラクリを暴く経済小説。 -
昭和29年。「赤いダイヤ」と呼ばれる小豆の先物取引に群がる金の亡者を描く経済小説。昭和37年に書かれた小節なので読みにくいのかと思っていたら、無茶苦茶読みやすいし、テンポも良くてぐいぐい読ませる。キャラクターも際立ってるし、今時の小説だと言っても全く通用します。これはすごいぞ。
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遙か昔に、本作読みました。
週刊文春のいわゆる「トップ屋」として活躍した作者、他にも色々と興味深い作品を書いていますね。
「せどり...遙か昔に、本作読みました。
週刊文春のいわゆる「トップ屋」として活躍した作者、他にも色々と興味深い作品を書いていますね。
「せどり男爵の冒険」等々。
コメの先物市場が少しだけ、世間を賑わせていますが、さて、本作読み返してみようかしらん。2011/08/26
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昭和の時代の商品先物取引の話。赤いダイヤとは「小豆」のこと。小豆相場をめぐって売り方と買い方の壮絶な戦いが描かれてます。FX、株式、商品先物など相場に興味のある人はぜひおすすめ。
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昭和の時代の商品先物取引の話。
赤いダイヤとは「小豆」のこと。小豆相場をめぐって売り方と買い方の壮絶な戦いが描かれてます。FX、株式、商品先物など相場に興味のある人はぜひおすすめ。